第二章
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うと」
「はい、そうしたお店です」
どうした店かは説明は多くはいらなかった。
「行くかれますか?」
「いや、僕はね」
どうなのかとだ。彼は流暢な日本語で言ってくるガイドに話した。
「女の子には興味がないんだ」
「ですが女の子ばかり見てるじゃないですか」
「仕事柄ね。画家でね」
「ああ、絵の題材にする為に」
「そうなんだ。だからね」
今もだ。街を行き交い笑顔でいる少女達を見ている。そのうえでの言葉だ。
「見ているんだ」
「そうなんですか」
「そうだよ。奇麗な娘はいるけれど」
それでもだとだ。谷崎はここではぼやいた。
「あれだね。今一つね」
「絵になる娘はいませんか」
「何かが違うかな」
こうも言うのだった。今度は自転車に乗る女の子を見た。
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