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英雄伝説〜焔の軌跡〜 リメイク
第140話
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らずじっとしていて下さい、お兄様!」

「レイス………わかったわ!キール、メルディ!私が少しの間だけ敵の動きを止めるから、その間に大昌霊を呼んで!」

細剣を支えに立ち上がろうとしているレイスを制したクローゼは治癒アーツを放つ為に戦術オーブメントを駆動させ、レイスの言葉に力強く頷いたファラはキールとメルディに指示をし

「ああ!」

「はいな!」

ファラの指示に二人はそれぞれ力強く頷いた後詠唱を開始した。

「ハァァァァァ…………点穴縛態!!」

その場で集中して両手に闘気を集中させたファラが両手を前に突き出すと敵は突如自身の周囲に発生した闘気によって動きが封じ込められた。

「三界を流浪する天の使者よ……疾風の翠刃にて敵を斬り裂け――――シルフ―――――ッ!!」

「いくよ〜!切り裂け!」  

「!?」

そして詠唱を終えたキールが光り輝く”クレーメルケイジ”を天へと掲げると”クレーメルケイジ”から背中に虫のような羽を生やした子供の妖精――――インフェリアの大昌霊の一人にして”風”を司る大昌霊――――シルフが現れ、シルフは巨大な竜巻で敵を引き寄せた後上空まで舞い上げて地面に叩き付け、地面に叩き付けられた敵は大ダメージを受けると共に怯んだ!

「全てを穢す、深淵の闇よ!黒きを紡ぎ、絶望を示せ!シャドウ―――――――ッ!!」

「闇、あれかし!!」

「!?」

続けてメルディがキールに続くように”クレーメルケイジ”を天へと掲げると”クレーメルケイジ”から全身が漆黒の闇に覆われた外套と甲冑を纏った暗黒の戦士――――セレスティアの統括昌霊にして”闇”を司る大昌霊―――シャドウが現れ、シャドウは自身の得物である双刃剣を振るった。すると双刃剣を振るった瞬間双刃剣から巨大な闇の刃が解き放たれて敵に再び大ダメージを与えると共に怯ませた。

「荒れ狂う殺劇の宴!殺劇舞荒拳――――ッ!」

そこにファラが敵に詰め寄って拳と蹴りによる神速の連続攻撃を敵に叩き込み

「まだ終わらないよっ!はぁぁぁっ!火龍炎舞!燃えろ〜っ!!」

更に続けて炎を纏った蹴りを連続に繰り出して最後の一撃に炎の爆裂を起こした!

「―――――!!??」

ファラが放った秘奥義――――火龍炎舞に耐えきれなかった敵は”グリモア”に変身し

「止めっ!」

ファラは拳による止めの一撃を叩き込んでグリモアを一撃で滅した!するとグリモアがいた場所に封印石が現れ、更にその背後に転移陣が現れた。



「あ…………」

「バイバ!封印石だな!」

「あれが僕達を封印していた……という事はあの中にいる人物は……」

「君達の件を考えると恐らくあの封印石の中にいる人物はリッドだろうね。」

封印石
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