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KANON 終わらない悪夢
116若教主様も快獣も降臨
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、バブル時代の結婚式でも使わないぐらい高い場所からゴンドラ降臨?させられた。
「わが教団からも巫女として迎えられた乙女たちです」
 宗教的な独特の発音で姪と友人を紹介する猊下。
 祐一きゅん降下予定場所の階段上の舞台に、ザコちゃんにチョロインさん、デッカイ月人が巫女姿で現れ、背中にも羽とか背負っていた。守護天使的な演出らしい。
「そして若教主様も、ついに現人神様の花嫁として、嫁ぐ日が来たのです」
 そして、神道には場違いな「結婚行進曲」が会場に流れて、偽マコピーで若教主様が派手でデカイウェディングドレス、セーラームーンスーパーモードとか、ウェディングピーチよりギラギラで派手派手の、ライトで反射して光るスパンコール一杯の衣装着て登場した。
 さらに祐一クン降下終了した降着姿勢で、黒子が出てきてゴンドラから降ろされ、二人で「小林幸子か?」と言うぐらいのセットと合体させられ、タカラヅカの衣装どころじゃない、幅5メートル、高さ3メートルはあるデッカイ羽も背負わされた。
(あ、下に車輪着いて、上からも吊って、重さでコケないようになってるんだ)
 歌舞伎役者か猿之助がワイヤーアクションでも出来るように、羽のセットと小林幸子本体も上から吊っていて、セットが倒壊しないように工夫されている。

 もう猊下さんも、姪の結婚式で晴れ姿見てガチ泣き。
 そこで偽マコピーで、一人だけウェディングドレス着てる若教主様も異変に気付いた。
 舞台上の女達全員、紫とか赤とか派手なドレスを着ているが、白を着ているのは一人もおらず、参列者扱い。
「うぐぅ」
 思わずこれからの激しいお仕置きと仕返しを思い、同じ月宮の一族として「うぐぅ」の音を漏らした若教主様。
 女帝に処刑されると、学校の男子生徒とか、信者のジジイ全員に輪姦されて、巫女にはふさわしくないボロ雑巾に作り変えられる。
 祐一きゅんのお姉ちゃんズで、女帝でハレの姫の方は「信者の若い女全員、俺の里に行ってファックして良し」という裏取引が成立していたので、昨夜のように倉田家の事情で政治的に結婚式が行われても、教団の事情で宗教的に結婚式が行われても苦情は出なかったし見逃してくれたのだが?
『…真琴、お前を殺す』
 どこかのヒイロ・ユイみたいな舞が、招待状破きながら言った。
 周りの三人が、「リリーナ様」とか「なんてことを」と言ってくれたが、もう外では嫉妬の鬼武者が暴れだし、金棒振り回して周囲のコンクリート製の弥勒坐像とか、木造の施設破壊しながら会場に近づいて来て、重々しい足音と破砕音も信者の悲鳴も聞こえた。
 他の人格で炎と風と土の精霊も、ロシアの娘から抜け出したのか、舞WIFIで接続してあるので外から憑依者を操作しているのか、5体の鬼武者さんが結婚式ぶち壊すのに軍事侵攻した。
 少年漫画のお約束で、
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