116若教主様も快獣も降臨
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んにお出で頂きます」と言っただけで会場大盛り上がり。
ジジイババア全員で、スタンディングオベーションでウェーブなんかしながら、教団のビデオカメラに収まった。
控室でもプレイ時間が2時間以内で済んだので、魔女で若教主様主演の「キセキの故意シーズン3 悲恋編」天野家推薦の「奇跡の濃いシーズン4」までは公開されずに済んだ。
ちなみに深夜枠とか昼メロの「未亡人、秋子」は、血がつながってなくても叔母と男子高校生の恋愛?というか、交尾シーンだらけなので放送コードで放送禁止。深夜かCSでないと放送できない。
「さあ、拍手でお迎えしましょう、この度目出度く妖狐の巫女となられたお嬢さん達ですっ」
十把一からげで、名雪のコネで巫女になって、たとえ舞の呪いで世界が滅びても生き残れる女子陸上部、隣のサッカー部1年。
佐祐理の呪いやザコちゃんの活動で相互確証破壊になって、世界が核の炎で燃え尽きても生き残れる、栞や真琴(本物)の友人枠で巫女になった少女も呼ばれた。
「そして巫女のご父兄でもあり、倉田家のご当主様にもご来場頂けました」
現倉田家当主、有名な学者で講演料取れるぐらいのPTA会長、忌み子川澄舞の母まで敬称付きで呼ばれた。
さらに舞の精霊まで貸してもらえたヤンキー娘とか教頭の孫、眼鏡地味子さんは名前に敬称付き「様」で呼ばれ神人扱い。
栞と香里、マコピーや名雪様、秋子様はご欠席、と伝えられ、敵であるはずの「天野」美汐さん、「倉田」佐祐理さんまで「様」付きで呼ばれた。
「そして現人神様のお姉様であらせられる、現世での月詠でいらっしゃる川澄舞様!」
空っぽの舞も、自分が「様」付けで呼ばれ、名前の前に「忌み子」が付かないで歓迎されたのは始めてだったので、ちょっと幼児化して泣いた。
『…はちみつくまさん』
「さあ、次世代を代表する神人でもあり、現人神様のお嫁さん方にご来場頂けました、皆さん盛大な拍手をっ」
あゆとか、先程までタヒんでいたょうじょたちは、この後のめでたいイベント後に呼ばれる。
自分の足で元気に歩いたり、車椅子に座ったまま寝ている眠り姫を連れてやってくる。
そこで拍手が鳴り止み始めると、教団側の本日のメインイベントが始まった。
(あの、高いんですけど?)
祐一は三階の控室から舞台の上側に白のタキシードで登場し、猊下の足が震えて歩けない時に使う「ゴンドラ」を使って、舞台の最奥のさらに上から、二酸化炭素のスモーク出てる会場に降ろされて行く。
(天孫降臨? みたいな?)
闇の王子様だけに、舞台の奈落から迫り上がって登場する演出もあったらしいが、つんくさんとかモモクロの赤い子みたいに、飛び上がって出演するのは挟まれてしまう危険性から拒否したので、二択で上からになった。
荘厳な音楽が流れる中、ほぼ冗談のような
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