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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0248話『多摩の可能性と出撃任務』
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摩を旗艦とした私、鳥海、加賀ちゃん、蒼、涼月の六名でまずはモーレイ海とアルフォンシーノに出撃したんだけど、

「……今回は運が良かったんだにゃ。どちらも一発でクリアとは幸先がよいにゃ」

そう言っている多摩は少し幸せそうにしている。
うーん……あんまり特訓ができなかったから私としては少し消化不足だけどクリアしたんだからいいとしようか。

「それじゃキス島に行ってもらおうか。念のためまだカンストしていない高練度の駆逐艦を連れて行ってくれ」
「了解にゃ」

それで私は多摩を旗艦にして、大潮、雪風、照月、朝霜、荒潮の六名編成で出撃してもらった。
だけど今回の多摩はとても運が良かった。
ボス前の戦艦マスでほぼ無傷で乗り切ってこれまた一発でボスにたどり着いてしまったのだから。
それで通信越しに、

「多摩……今回はかなり神がかっているな。これが改二になった恩恵なのか?」
『それはわからないにゃ。でもとてもいい気分だにゃ……』
「そうか。それじゃ次の任務内容が出たから一旦帰投してくれ」
『了解にゃ』

それで多摩との通信を終えたんだけど、

「この調子だと次の出撃任務も結構早い段階でクリアできそうだな」
《それでも油断は禁物ですよ、提督》
「わかっているさ」

それで多摩が執務室に帰ってきたのを確認して、

「それじゃ次の任務なんだけど『北方海域戦闘哨戒を実施せよ!』とあるがその中身は北方AL海域に二回出撃してS勝利を取ってくるというものだ」
「なんだ。それなら簡単にゃ」
「いや、艦の指定が入っている。軽空母、軽巡、水上機母艦を最低でも一隻入れて出撃するみたいだ」
「そうなのかにゃ? でも、それなら別に苦でもないにゃ」
「そうだな。うちの水上機母艦も育ってはいるからな」

それで編成を考えることにした。
まず多摩の旗艦は当然として、軽空母は鈴谷でいこうか。水上機母艦はまだ瑞穂は練度が低いので必然的にちとかちよとコマンダンテストの三人に絞られるけどここは今回は四スロットのコマンダンテストに行ってもらおうか。
残りは瑞鶴に翔鶴に涼月の三人だ。

「よし。至急このメンバーで出撃してきてくれ」
「了解にゃ」

多摩はそれで出撃していった。








多摩はこたつで丸くなりたいにゃ。でも多摩の出撃任務だから張り切っていくにゃ。

「多摩っちも改二になって結構いろいろと立派になったねぇー」
「? スズヤン、なんのことにゃ?」
「あら? 無自覚だったかぁ。これは大変そうだね」

なにが大変かわからないけどなんか馬鹿にされた気分にゃ。後でスズヤンは絞める。

「私が出撃させてもらえるのでしたら対空を頑張りますね」
「涼月、よろしくー。それじゃ翔鶴姉、やろっか!」

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