~The hijack BUTEIkiller true criminal~
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る。キュートなところとか、髪型とか…………二つ名とか」
「……?」
「あたしも同じ名前を持ってるのよ。『双剣双銃の理子』でもね、アリア」
踏み出そうとした俺の足が、止まる。
止まらざるを得ない。その、不気味な光景に。
「なっ……!」
「アリアの双剣双銃は本物じゃない。お前はまだ知らない。この力の事を―!」
しゅるっ………しゅるるっ。
不敵な笑みをたてながら、ツーサイドアップのツインテールの片方が―神話のメドゥーサのように、動いて―
シャッ!
背後に隠していたと思われるナイフを握り、アリアに斬りかかった。
「!」
1発目は驚きながらも避けたアリアだが―
「あはっ。次はどうかなー?」
ヒュッ!
ESSの反射神経と視力で捉えたその髪は―アリアの側頭動脈を狙っている。
「っ!」
俺はすかさず理子の髪を斬ろうと、剣を振るう。
―が、一瞬遅かった。
ザシュッ!
ヒュンッ!
刹那、聞こえたのは―1つにも聞こえそうな2つの音。
理子の髪の毛がアリアを斬りつける音と俺の剣が空ぶった音だ。
「うぁっ!」
アリアが真後ろにのけ反る。
…ちっ、側頭部をやられた。だいぶ深いぞ―!
ここは逃げの一手か……!
~Please to the next time!
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