第四十一話 疾風ゲット!
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すか」
「ミッターマイヤー家に守護を行いエヴァンゼリン嬢にはしばらくの間影を付けます」
「重畳ですね」
「あの役人達は?」
「今回の行為を行った者への監視と共に宮内省の監視も強化いたします」
「お父様宮内省だけでなく内務省も監視しましょう、
此でいずれは膿を出し切りましょう」
「やらねばならんな」
「グリンメルス、ケスラー頼むぞ」
「御意」
「陛下わかりましたぞ」
■オーディン ノイエ・サンスーシ 小部屋 フリードリヒ4世
ケスラーからの話を聞き儂も些か感に障ったわ、
役人共の独善は儂のせいじゃ、
此処は儂自らその者に非礼を詫びねばならんと言ったのじゃが、
反対されてしもうた、
致し方ないグリンメルスに任せようと思うたら、
テレーゼが自ら会いに行くと言ってくれた、
心配じゃったし単なる好奇心だと思ったが、
話を聞くと納得する話じゃった。
此処まで成長したかと嬉しく思うた。
頑張るのじゃテレーゼ。
■オーディン ノイエ・サンスーシ 小部屋 ウルリッヒ・ケスラー
ミッターマイヤー家の保護を命令し帰還し陛下の元へ参内した。
細評を伝えたあと、グリンメルスハウゼン閣下に出て貰うつもりで、
責任者との会談を行うと伝えたところ、
陛下自らお会いすると仰ったので驚いてしまった。
結局其れはやり過ぎである諦めて貰ったが、
こんどはテレーゼ様が会談に参加すると仰った、
遊びではないのだが、話を聞くとなるほどと思い、
陛下自ら了解をしたため、安全を第一に考え会談をセットすることにした。
帝国暦479年1月4日
■オーディン ライニッケンドルフ地区 ウォルフガング・ミッターマイヤー
昨日は悲喜交々の一日だった、けど今は幸せだ未だ多少の不安はあるが。
隣にはエヴァが寝ている。可愛い寝顔で寝息をたてている。
俺はエヴァの寝顔を見ながら益々守り抜くと力強く心に決めた、
エヴァを守る為なら何でもしようそう思う。
エヴァが起きたようだ。
「エヴァおはよう」
「ウォルフさまおはようございます」
にこやかに挨拶してくるエヴァ、そのまま抱き寄せキスをする。
幸せを感じる瞬間だ。
時計を見ると既に午前10時を廻っている、
寝過ぎだなしかしエヴァと一緒だったから寝坊も幸せだ。
身支度をしてリビングへ降りると親父とお袋がニコニコしながらてか親父ニヤニヤするなよ。
迎えてくれた、エヴァも俺も真っ赤になってしまった。
親父が先ほど昨日の少壮の弁護士風の男から連絡有り此処へ連絡してくれてと電話番号を渡された。
早速連絡すると、昨日の男が出て挨拶をした。
俺も挨拶した、男は今日責任者と会わせるが用事があるかと聞い
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