ハイスクールD×D 革新のリアン5
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そうだな、ざっと3兆程を一括払いだな。安い買い物だったな」
3兆と聞いて兵藤がフラフラとしているが、安いだろう?一定水準以上の能力を持った裏の仕事が出来る組織、構成員は800人ほどで家族を合わせても2000人程の人材を高々3兆ドルで手元におけるんだから。現在も規模は拡大中だしな。
問題はその中に何故かメタトロンが混ざっていたことだ。忍者に興味があって忍者の修行をしていたそうだ。さすがにメタトロンに仕事は任せられないのが、こちらの仕事に干渉しないのを条件に忍者の修行を続けている。予算が潤沢になって修行の質が上がったことに喜んでいたな。
「えっと、悪魔って儲かるんですか?」
「個々人の才能によるな。グレーゾーンを突っ走るのは大得意だ」
伊達に10年以上傭兵旅団を率いていない。
「まあ、眷属だと結構金も地位も名声も得やすいな。力さえあれば」
「最終的には力ですか」
「人間だって変わらないだろう?金か地位かコネで殆どが決まる。野球の勝者はルール整備を行ってそれに従わせている野球協会だろう?」
「あ〜、確かに」
「重犯罪を犯そうが、金を積めば味方になってくれる弁護士がいる。奴らは詐欺師に近いぞ。それに勝つには裁判官を買収するしかない。脅迫でもいいぞ。裁判で一番力を持っているのは裁判官だからな。将を射んと欲すれば将を撃ち殺せだ」
「それって将を射んと欲すれば先ず馬を射よ、じゃあ?」
「それは力のないやつの発想だ。騎馬で駆けてくる将を射れないから射やすい馬を射ることで落馬させ、そこを討ち取るんだからな。そんなことをするならマシンガンで将も馬も纏めて始末すればいいだろうが。一足飛びでどうにか出来るならどうにかする方がいいに決まっているだろう?まあ、最終的には勝てば良いんだよ。勝ち方にこだわる必要があるなら、また違う手を使うがな」
「話がまたずれてきてますよ。兵藤君、運が悪かったとは思いますが転生して死んだほうがマシだと思える修行を行うのが幸せをつかめる唯一の方法です。その他では途中で楽になりますよ」
「死んで楽になるっていうことですよね、それって!?」
「死んでもすぐなら悪魔に転生させることは出来ます。その後は再び地獄以上の何かを見るでしょうが」
「それだけ厄介だと理解しろ。お前はもうハイリスク・ハイリターンな生き方しか許されなくなった」
「リスクのヤバさは理解できたんですけど、リターンは?」
「そうだな。まず、金に困ることはなくなるだろう。リスクを跳ね除け続ける限りは幾らでも積んでやる。領地も分け与えるし、優秀な代官も用意しよう。特に指示を出さなくても利益だけが懐が入るようにしてやる。それから、ハーレムを作るのが夢だと言っていたな。悪魔の法に背かない範囲、力づくとか
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