ハイスクールD×D 革新のリアン5
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する土地でよかったな。他の奴の管理地なら死体が一個増えて終わりだ」
「まじですか?」
「まじ。そこだけは運が良かったな」
リアン先輩が笑っているが、目だけは笑っていない。
「さて、危機はまだ去ったわけでもないし、今後も狙われることが確定している。オレもいつまでこの土地を管理しているか分からない」
「私もですね。長くとも、2年か3年というところでしょう」
「そんな、じゃあ、オレはどうしたら」
「いくつかあるが、どれを選ぶかは任せる」
「ほとんど選択肢が無いようにも思えますが、まずは神器を覚醒させるか、させないかでしょうね」
「覚醒させるメリットは物によっては価値が上がり自力で生き残れる確率が増える。デメリットは価値が上がればそれだけ殺してでも」
「奪い取ると。覚醒させない場合は逆でいいんですか?」
「そうなるな。まあ、しょっぱい物が出れば逆に安全にもなるんだが、さっきも言ったとおりアイスソードなんだよな」
「つまり、貴重で強力だと」
「龍の気配が感じられるからな。一番しょっぱいのだと大丈夫だろうけど、覚醒前から龍の気配を感じるから最低でも五大龍の1個下か」
「それってどれぐらいすごいんですか?」
「現在確認されている龍系統の神器が32種、ランクとしては4段階あって一番上のランクの下位は確定。ランクがもう一つ下ならまだ安全だったんだがな。分かりやすく言えば、SR以上確定ガチャを回す感じだな」
「急にしょぼくなった気がするんですけど」
「分かりやすさを優先したからな。とりあえずガチャを回す時間だな」
神器ガチャにスキップ機能を搭載するための魔法陣を敷いてその中に兵藤を立たせる。
「ええっと、どうしろと?」
「準備は既に出来ている。まずは深呼吸、緊張していてもどうにもならんからな。落ち着いたら右手を上げろ。それからゆっくりと下ろす。最後に自分が最も強いと思うものを強く心に思い描け」
本来なら黒歴史も更新しなければならないのだが、術式をオレが更新したためにそこはカットできる。兵藤がオレの指示通りに動き、左腕に籠手が現れると同時に圧倒的な龍の気配に頭を抱える。
「龍の籠手?」
「SR以上確定でHR下位なんて出るわけ無いだろうが。最悪だな、赤龍帝の籠手だ」
「よりにもよってURですか」
ソーナが頭を抱える。兵藤がオロオロしているが、こっちがしたい。アザゼルの元に白龍皇がいて戦闘狂の脳筋だと情報は来てるんだよ。こいつら二人共殺して十数年の猶予を得た方が良い気がしてきた。兵藤はまだ説得したり身内に引き込むのが楽だから良い。巨乳の女を宛てがっておけば良いんだから
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