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ハイスクールD×D 革新のリアン5
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オレに死んでくれとか言って、光の槍のようなものが現れた瞬間、光の槍を握る腕に苦無のようなものが大量に突き刺さり、御札が張られてる鎖分銅のようなものが夕麻ちゃんに巻き付いていき、引きずり倒す。

「堕天使レイナーレ、我らが警告を無視し、あまつさえ一般人に危害を加えようとした貴様の罪は重い」

オレの背後から漫画なんかの忍者じゃなくてちゃんと忍んでいる忍者が姿を表した。よく見れば、鎖分銅の先にも忍者達が居た。

「貴様の処分は主がお決めになる。連れて行け!!」

「「「「はっ!!」」」」

鎖分銅を持っていた忍者とともに夕麻ちゃんが一瞬で消え去る。

「な、なんなんだよアンタ達は!?」

「我らはこの地を管理する主の手足。詳しくは明日、主に直接会って聞け。お前は狙われやすい。奴はそれを狙ってお前に近づいた。それを覚えておけ」

それだけを告げてオレの背後から現れた忍者も一瞬で消えてしまった。夢だったのかと思ったが、血溜まりを見て夢じゃないとはっきり理解させられる。その日は、家に帰ってそのままベッドに倒れ込んだ。翌日も学校には登校したけど、ずっと上の空だった。そして放課後、帰ろうとした所で先生に呼び止められた。

「生徒会から呼び出しだ。調子が悪そうだが大人しく行って来い」

「分かりました」

生徒会室に向かい扉をノックする。

「どうぞ」

「失礼します」

生徒会室に入ると、生徒会長以外に学園では有名な先輩が待っていた。

リアン・グレモリー先輩。紅い長髪を三つ編みにして垂らし、物腰が柔らかく、動作の一つ一つが洗練されていながら、趣味がボードゲームやカードゲームで付き合いやすい。顔も良いし、金持ちだし、ほぼ万能な人だ。欠点らしい欠点は泥水のようなコーヒーをよく愛飲していることぐらいじゃないかと言われている。

「よく来てくれたな。昨日のことをちゃんと受け止めているようだな」

そんな先輩の口から出た言葉に背筋が凍る。

「緊張するなとは言わない。まずは座って、それから君が知りたいことを教えよう」

口調はいつもと変わらない。だけど普段の柔らかさも暖かさもない言葉にただただ静かに従う。

「さて、まずは秘匿されている常識の説明をしておこう。悪魔や天使や堕天使、龍、妖怪、神、そう言った神話なんかや昔話に出て来る存在、それらは全て実在している。まあ、話が盛られているものも数多いがな」

「えっと、新作のボードゲームのサマリーですか?」

「残念だが、今月は宇宙商人物だ。それと現実逃避は良くないな。昨日、オレの手のものが間に入らなければ死んでいたぞ」

そう言ってリアン先輩の右手に黒い靄のような物が集まり、つまみ上げた紙がボロボロに朽ち果てていく。

「見ての通り、オレも
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