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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
0.5話〜槍兵と執務官 改定版
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、そんなことないよ!」
「ほー、初心なのか?」
「そうなんですよー、この間も……」
「シャーリー!!もう!次行こう!日が暮れちゃうよ!」
彼の手を引いて強引に部屋から出る。
ある程度進んだところで彼が口を開いた。
「お前、意外と強引なんだな」
「え?はわわわわ!」
その言葉で手を掴んでいることに気が付く。
「ははははっ、シャーリーの言うとおり、マジで初心なんだな。大人びてると思ってたが、可愛いとこあんじゃねえか」
「あ、あなただって子供っぽいところあるじゃないですか!」
一瞬の沈黙の後、彼はまた笑い出した。
「くっくっくっく、そうかよ、はははははっ!」
本当におかしそうに笑う。つられて私も笑い出してしまった。
「ふ、ふふふ、はははははっ!」
「お、やっと笑ったな」
「え?」
「ずっと真面目な顔ばっかしてたからな。ああ、怒ってもいたな。でもよ、笑ってた方がずっといいじゃねえか」
簡単にそんなことを言う彼に私は不信感を抱く。
だからか、つい口を開いた。
「……あなたは誰にでもそんなことを言うんですか?」
「誰にでも、って訳じゃあねえな。こういうふうに言うのは気に入った女にだけだ。まだまだ青いところもあるけどよ、お前はいい女になるさ」
「今日会ったばかりでどうしてそこまで?」
「そりゃ、いろいろあったからねぇ………」
「う………」
確かに今日はすごくいろいろあったけど……。
「まあ、俺はこれからお前がどう成長していくかを見てるさ。よろしくな、フェイト」
「はい………いや、わかったよ。ランス」
「おや?どういう風の吹き回しだ?」
「あなたが私の事を見るというなら、私もあなたの事を見る。貴方がどういう人なのかをこの目で確かめる。だったら立場は対等な方がいいでしょ?」
「なるほどな、そういうことか。でもよ、一つだけ言っておくぜ」
「なに?」
「俺に惚れるなよ?」
「この……………バカー!!!!」
この後騒ぎを聞きつけたなのはと士郎に止められるまで、私とランスの追いかけっこは続いた。
side なのは
私ははやてちゃんの使い魔?になった衛宮士郎君を彼の部屋へ案内している。彼ら二人の部屋ははやてちゃんがシャマルさんに頼んで用意したらしい。はやてちゃんはというと。
「シャマルってジェバ■ニみたいやろ?」
っていってたけど、ジェ■ンニって誰なんだろう……。
「そういえば、私は君の部下になるのだったな。配属されるのはどのようなところなのだ?」
と、考え事をしていたら彼……士郎君がそんなことを聞いてきた。
「士郎君が配属されるのは、この
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