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【凍結】剣製の魔法少女戦記 外伝・ツルギのVividな物語
011話『みんなとの集まり』
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閑話休題《話は戻って》
「わかったよ。それじゃみんなで調べようか」
「「「うん!」」」
みんなも頷いていたので今日の方針が決まったのである。
「あ、それともう一つ。放課後にノーヴェが新しく知り合った格闘家の子がいるんだけど一緒に練習しないかって話が来たんだー」
「へー? どんな子なの?」
「まだ詳しくは聞いていないんだけどかなりの腕だってノーヴェが言っていたよ?」
「そっかー。楽しみだね」
「なぁ? やっぱりそいつって女なのか……?」
「うん。女の子だって聞いたよ?」
「なんだよ。せっかく格闘仲間が増えるんなら男仲間も欲しいところなんだけどな……」
「まぁまぁ。キリヤ君、いいじゃない? そのうちまた誰かを誘えばいいよ」
「そうだよキリヤ。現状は僕たちだけでも十分じゃないか? 教えてくれる人もたくさんいるんだし」
「ま、そだなー」
僕とシン君の言い分でキリヤ君はなんとか納得したのかもうふて腐れないでいた。
でも、やっぱり三人だけだとどうしてもスパー相手が一人余っちゃうから誰かが見ているかヴィヴィオちゃん達の誰かとやらないといけないから誰かが欲しいところだよねー。
でも、クラスで僕達以外にやっている子はいないからどうしても集まんないって感じだ。
それから少し調べ物をした後に、みんなでノーヴェさん達が待っているという喫茶店に向かっていたんだけどその道中で、
「あれ? ヴィヴィオ達だ。どうしたの?」
「ラン姉さん、どうしたの……って、ああ。みんなか」
そこに今もシホさん達と一緒に暮らしている『ラン・ブルックランズ』さんと『レン・ブルックランズ』さんの二人と出会った。
二人はシホお姉ちゃんの配属先である『魔術事件対策課』で仕事をしていて僕たちを鍛えてくれる人たちでもあるんだよね。
「ランさんにレンさん、どうしたんですか?」
「うん。昨日にシホさんが帰ってこなかったから少し心配していたんだけど、一度帰ってきて急いで仕事に向かっていったから代わりに休暇中だからちょうどいいってことでスバルさん達に呼ばれたんだよ」
「そうなんすか」
「なるほど……」
レンさんがそう言って温和な笑みを浮かべながら説明をしてくれる。
うん、レンさんってランさんとそんな顔が変わらないから少し僕と同じで女の子に間違えられる事もある美形なんだけどそれとは打って変わって服の上からでも分かる筋肉の付き具合で鍛えられていることが分かるから17歳となった今では高身長も相まって女性からは人気なんだよね。僕の目指す人の一人に入っている。
なんでもスバルさんの姉のギンガさんとトレディさんの二人に恋をされていて、それもあってかレンさんもいまだにどっちつかずであるから昔からゲンヤさんに睨みを効かされて
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