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SAO二次創作の練習
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お腹側に三日月形の模様があるからこのような名前がついた。

それはともかく。
彼がそこでふと外を見ると、既に日が傾き出していた。彼は今日の夕食を考えようと冷蔵庫の扉を開けたが、冷蔵庫の中は空っぽだったので、また一つため息をついた彼は、「仕方が無い」と呟き、買出しに出かけて行った。
それから40分後、いつもの3倍くらい繁盛しているショッピングモールで買い出しを済ませた彼は、パスタを茹でながら、レジでもらったくじ引き券について考えていた。一定金額、買い物をすると貰えるタイプのものだ。来週の日曜に開催と書かれた券は二枚あり、せっかくだから行ってみようかと彼は考えた。

くじ引きの当日、彼はなぜ一週間前に異常なほど繁盛していたのかを知った。そのくじ引きの2等賞が、ナーヴギアとSAOのセットだったのだ。人がまだたくさん並んでいるところを見ると、2等はまだ残っているらしく、彼は僅かな期待とともに列に並んだ。
結果だけ言うと、1枚目は7等賞のポケットティッシュで2枚目が2等のナーヴギアだった。3つある2等賞の最後の1つだったようで列の人数が一気に減り、それを見たスタッフの人が少しだけ寂しそうな顔をしながら次の人の接客をしていた。

11月6日、SAO正式サービス開始の1分前、彼はベットに寝転がり、カウントダウンを開始した。カウントがゼロになると同時に、彼はのちに「悪魔の呪文」と呼ばれる言葉を呟いた。

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