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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第四話
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「おうッ!逃げるぞっ!!」


ケイプレックスの様子を確認した後、来た道(逃げ道)へと向けて走り出す。
ケイプレックスは倒した訳じゃない。と、言うかあれで倒れる訳ないだろう。

今はケイプレックスがのびてる内に逃げるのが最優先であった。





―――――コンフェイト大森林入り口


「ハァ…ハァ……なんとか、逃げ切ったわね……」


「ハァ……ハァ……うん。ここまでくれば…ハァ…もう大丈夫だよね……」


「ゼェ……ゼェ……しばらくはもう来たくねぇぞ……」


入り口の前に三人でその場に座り込み、肩で息をしながらそう言い合う。


正直今回は本当に危なかった。ヴォイトの言うとおり本当にしばらくはコンフェイト大森林への依頼は受けたくない気分だ。

「ハァ……それにしてもケイプレックスって……本当ならもっと森の奥にいる筈なのに」

「……やっぱり、あの採取後になんかあるのかな」


「さぁな…。兎に角、あんなんが居た以上、長居は無用だぜ。さっさと船に戻って、アンジュに報告しようぜ?」


「ん、そうだね……」


とりあえず、僕達はコンフェイト大森林を後にし、船に戻る事にした。



―――――――――――



「――そう、そんな事があったの」


あの後、僕はコンフェイト大森林で事をアンジュに説明した。ロッタとヴォイトは疲れたので休むから報告は任せたとの事。
あれ、これってパシりじゃない…?


「草木の急な変化に、最奥にいる筈のケイプレックスの出現……ね。とりあえず、しばらくはコンフェイト大森林の依頼は避けて、落ち着いてきたら再調査に行く必要がありそうね」


「そうだね……。うわぁ…次行くときは新しいトラウマ出来そう……。……そう言えばなんかあったの?」


「あら、よくわかったわね」


「うん。帰ってきた時やけにロックスさん忙しそうな半分、なんか楽しそうに今日のご飯の献立考えてたから」


最近分かった事の一つ。ロックスさんが上機嫌の場合、アドリビトムで何か良いことがあったと思うこと。
例であげるなら僕が師匠達との練習で技を覚えた事が嬉しくて話したら、ロックスさん上機嫌で、その日のメニューがシチュー(僕の大好物/教えた事は…無かった筈)を作ってくれた時とか。


「それで、結局何があったの?」


「えぇ、あなた達がコンフェイト大森林に行く少し前に、メリアとヴェイグ達がヘーゼル村に配給の依頼に行ってたの。その時に偶々、ガルバンゾ国のお姫様とその護衛の方がウリズン帝国の兵士に襲われてて、それを保護したのよ。それで、此方で暫く保護する兼、アドリビトムで働いてもらう事になったの」


さも
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