7話 少女らは友達になる
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が平然と出来るだ!ただアーシアはケガをしている者がいたら治療をする優しい女の子だけなのに、悪魔を治癒するだけで追い出すなんて間違っている。
「これが私の試練です。きっと私が信仰が足りないから、神から与えられた試練です。これを乗り切れば私の夢である友達を叶えてくるはずです」
「アーシア、試練は乗り切ったはず。僕もう、君の事は友達と思っているからそんなに落ち込まないでねぇ」
確かに過去は変えられないげと、未来は変える事が出来る。だからこそ僕はアーシアに出来る事をしないといけない。
「イッセーさんはやさしいですね。やっぱりレイナーレさん言った通りです」
「ねえ、アーシア。レイナーレの事知っているの?」
「はい!堕天使の所にいますけど、レイナーレさんだけは気軽に接してくれます」
少しだけどアーシアの表情が明るくなった。それにしてもレイナーレか……忘れてしまいそうになったから今度会ったら謝よ。
「イッセーさんもレイナーレさんの事、知っているですか?」
「うん……少し前にね……」
僕が言いかけた時だった。
「見つけたわアーシア!!もう、私から離れないでって言ったでしょ、えっイッセー君!?」
女性の声が聞こえたから、振り返るとそこにはレイナーレがだった。
「イッセー君ごめんなさい!」
そう言ってレイナーレは僕に頭を下げた。
「ねぇ、レイナーレ。何で僕に謝るの?」
「それは私がイッセー君を倒そうとしたから」
「ううん、それは違うよ。君の事を忘れた僕も否があるから、謝る事は無いよ」
「で、でも……私は……」
このままだと埒が明かないから……こうなったら空飛ぶ波紋使いの巫女の直伝を使うよ!
「大丈夫よレイナーレ。僕たちは今、こうして生きて再び出会ったからそれだけで十分だよ」
「ふぇ!?で、でも」
「レイナーレもう自分に正直になったら。此処には僕とアーシアがいるから貯まっているもの吐き出したほうがいいよ」
僕がそう言うとレイナーレは泣き出した。
「い、イッセー君。私は淋しいかったよぉぉ!!」
何故かアーシアはジト目を見てくるんだけど……。
僕は取り合いずレイナーレが泣きやむまで優しく抱きしめた。
「ねぇ、レイナーレ。もう大丈夫?」
「イッセー君。もう前みたいに呼んでくれないの?」
「前みたいに……もしかしてレイちゃん?」
「今、思い出したでしょうイッセー君。今から私の事レイちゃんと呼んでねぇ」
「うん、分かった。レイちゃん」
「イッセーとレイナーレさんは仲良しですねぇ、少し羨ましいです」
「僕とレイちゃんは再会した友達だ。それにアーシアも友達
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