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転生とらぶる
ペルソナ3
1901話
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ると思うけど」
「そう言われてもな。あれはどこからどう見ても、女用だし」
「別に男が女物を着ちゃいけないなんて事はないと思うけど?」

 そんな風に言い合いをしながら、俺達はタルタロスの中を進んでいく。

「……そう言えば、本当に今更だけど、20階で小ボスが出てくる事はなかったな」
「小ボス? ああ、番人か」

 俺の言葉に、順平が一瞬何を言ってるのか分からないといった様子で首を傾げたが、すぐにそう告げてくる。

「番人? 小ボスの事を、そっちではそう呼んでるのか?」
「ああ。まぁ、桐条グループの方で勝手に付けた名前なんだし、どっちでもいいと思うけどな」
「小ボス……番人……そうだな、俺達と桐条達で名前が違うのは色々と面倒臭いし、俺達もこれからは小ボスを番人と呼ぶか」
「いいのかよ? 元々小ボスの存在は、アクセル達が先に見つけたんだろ? なら、普通に考えれば、アクセル達の小ボスって名称の方が正式なものじゃないのか?」

 あっさりと俺が番人という名称を認めたのが意外だったのか、順平が驚きの視線をこちらに向けてくる。

「まぁ、小ボスって名前に愛着がある訳じゃないしな」

 実際、取りあえず便宜上で小ボスという名前を付けたのであって、どうしても小ボスと呼びたい訳じゃない。
 他に何かそれに相応しい名前があるのであれば、それを使っても全然構わない。
 これが、もしニーズヘッグやゲイ・ボルグのように思い入れのある代物の名前を、桐条グループの都合で変えろと言われれば、それこそ絶対にお断りだ。
 いざとなれば、桐条グループと敵対姿勢をとってでも、俺は抵抗するだろう。
 だが、小ボスにはそこまでの思い入れはない。
 である以上、俺にとっては名前が多少変わるくらいであれば、何の問題もない訳だ。

「……まぁ、アクセルがそれでいいならいいけどよ。俺だったら、嫌だけどな」

 そんな風に呟く順平だったが、この話題はこれで終わりという事になり、改めて小ボス……いや、番人についてのは話題になる。

「今までは、多少の差異はあっても、大体5階間隔くらいで番人はいた訳だけど、ここでは20階を超えても番人のシャドウが出てくる様子はない。となると、5階ずつってのは、16階までの限定で、そこから上はまた違うのか」
「どうかしら。ここが24階よね。なら、もしかしたら25階に番人がいる可能性は否定出来ないんじゃない?」

 ゆかりの言葉に、俺は天井を見る。
 いっそ、このまま天井をぶち抜いて25階を始めとした上の階に上っていくという方法も、ない訳じゃないんだよな。
 勿論、そんな真似をすれば原作の流れに思い切り介入してしまう事になるんだが。

「階段を見つけたら、一応……噂をすればなんとやらだな」

 喋りながら通
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