ペルソナ3
1900話
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なると、ゆかりがどこでハイレグアーマーに関しての知識を得たのかが気になるんだが……どうなんだろうな。
「そんなの、名前を聞けば簡単に想像出来るわよ! 何よ、ハイレグアーマーって。どう考えてもイヤらしい装備に決まってるでしょ」
「……けど、こう見えて、結構頑丈そうだぞ? 微妙に魔力の類もあるような気がするし」
そもそもの話だが、ゲームとかでもハイレグアーマーの類はそれなりに強力な防具として扱われる事がある。
これだけ露出度が高いにも関わらず、だ。
その理由が……少なくても、このハイレグアーマーに関しては幾らか魔力を込められているという事なのだろう。
「ちょっと、アクセル。もしかしてそれを私に着ろなんて、言わないわよね?」
「防具としてかなりの性能を持ってるんだし、別に着てもいいと思うけどな。シャドウも結構強くなってきてるし」
「嫌に決まってるでしょ」
悪即斬とでも言いたくなるように、ゆかりは即座に断る。
いやまぁ、ハイレグアーマーが悪かどうかは微妙なところだが。
男によっては、間違いなく正義と言えるだろうし。
実際、順平はゆかりがハイレグアーマーを着ているところを想像したのか、完全に鼻の下を伸ばしている。
……それがまた、ゆかりからの視線を冷たくしている理由なのだろうが。
荒垣の方は……珍しく薄らと頬を赤くしながら、それでも自分に話が回ってこないようにと、そっと視線を逸らしていた。
「けど、防具としては優秀なんだぞ?」
「そうそう、ゆかりッチがこれを着ていれば、俺ッチも安心出来るんだけどなー」
順平の言葉に、ゆかりは召喚器に手を伸ばし……それを見た順平が、慌てて止めるのだった。
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