奥州の三人組
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人?」
「うん。とてつもなく面倒な三人組。」
それを聞いた梨華は、
「急げさやね、早退するぞ。」
「理解が早いね。」
二人は荷物を持ち、担任に仮病でごまかし、早退した。
下校中
「まさか桜達だなんて。厄介だな。」
「全くですね。梨華はあの三人が苦手ですから。」
「お前もだろ。」
「そうですね。」
二人は呑気に歩いていると、
「見つけた。」
二人にとっては苦手である対象の人物がそこにいた。
「さやね走るぞ。」
「了解。」
二人は猛ダッシュで寮に向かった。
「桃の方に行ったよ。」
『・・・わかった。』
すると梨華達が走った先には桃がいて。
「・・大人しくして。」
「こっちだ。」
さやねに呼ばれ、梨華はさやねの方に走った。
「・・・・澪の所に行った。」
『了解。(本当にめんどくさい。)』
数分しても澪の所にはやって来ない。
『来ないよ。』
『桃、来ないよ?』
「嘘!あっ。」
『どうしたの?』
「一本道を間違えてた。」
「逃げ切れたね。」
「厄介ごとはごめんだよ。」
「梨華の家に行こうか?」
「どうして、すぐにバレるよ。」
「寮なんだから騒ぎは起こせないはずだよ。」
それを聞き梨華はすぐに、
「すぐに行こう。」
と言い歩き出した。
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