迅竜 ナルガクルガ
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た
二人を庇いながらリオレウスと再び交戦する
リオレイアの顔の甲殻を穿ち、リオレウスの尻尾を斬り落とす。
傷を負いながらも単独でリオレウスとリオレイアの撃退に成功した。
3人となってしまったことに、自身への罪悪感を抱きながらギルドへ帰還した。
ギルドの人達や村の人達は、一切、三人を責めず傷の治療
と歓迎を真っ先に行った。村の人達は、ルナの様子の変化
へ何一つ変だと思うことはなく問い詰めることもなかった
、重体出会った二人のハンターも回復は順調だった。
「くっそぉ、いつかリオレウスを倒してやるぞ」
「仇は絶対にとるわ!」
二人も狩りに行く日を楽しみに治療に専念していた。
ある日のことだ、リオレイアへの討伐クエストから帰還したルナは目を疑った
村はほとんど焼け焦げ、8割近くの人は焦げの塊となり死んでいる
何が起きたのかわからない
村長はこういった
「リオレウスとリオレイアは、俺達にたてついたモンスターと人間の狭間の女がここにいるはずだ、と一言だけ言い放ち村を焼き尽くしていった」と
ギルドの元へ行くと、ルナのPTであった二人のハンターは顔がわからない程に焼かれていた
ルナ「...ぁ..あ.ぁ」
なんでこんなことに、私のせいで...
こんなに罪のない人達が...
ルナ「あああああああああ!!!!」
もう何がなんだかわからない
次の日、家もなく、寝るところもなくなった村人たち、村長、ルナは目覚めても何をすればいいのかわからない虚無感の中、朝を迎えた
ルナ「今でも信じれ...ない」
村長「ルナよ、お前は村のために、いつも精一杯誰よりも頑張っておったな」
ルナ「村長」
村長「こんなことになるとは」
ルナ「...」
村長「すまない、こんなことは言いたくはないのだ...だが、お願いだから、この村のために...もうこの村にこれ以上いないでくれ、ルナ、お主がおることで、いつ再び襲われるかわからぬ、村の皆怖く夜も寝れぬのじゃ、おぬしのその人間では無い姿が、災いをもたらすのかもしれん...」
ルナ「ッ?!」
「お願いだ...もうこれ以上苦しみたくないんだ」
「ルナちゃんごめんね...私たちは怖いの...人の焼ける臭いや断末魔が...」
みんなの目がまるで生気を帯びてなかった。
ルナ「うん...そうだよね...私のせいでこうなったもん、当然だよ...」
悲しかった。ルナはギルドや村からも追い出された
守りたかっただけだった、皆も村もギルドも
でも、こうなった以上村のためにはギルドも村も抜けよう...
この体になってしまった以上、わたしは人と仲良くしてはいけない
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