ペルソナ3
1898話
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ープにシャドウのデータを提出したところ、ついた名前は嘆くティアラと、ブラックレイヴン。
どちらも、昨日遭遇したのと同じシャドウだ。
嘆くティアラが1匹で、ブラックレイヴンが2匹。
「敵の数は少ないな。まずは準備運動だ。ゆかりは新しい召喚器の様子を、荒垣はカストールの召喚を、順平は好きに戦え。誰かが危なくなったら、俺がフォローする」
「おいっ!」
俺の指示に、順平が思いきり不満そうに叫ぶ。
まぁ、その気持ちも分からないではないんだが……最初の戦いであるが故に、こっちはいつでも対処出来るように準備しておく必要がある。
だが、それが順平には許せないのだろう。
……それとも、実は自分の指示が適当だった事に対する苛立ちか?
それはそれで多少は気になるが、そもそも俺は順平がどういう戦いをするのか、殆ど知らないしな。
いや、以前順平の戦いは見た事があるが、それは結構前で、それこそ順平がペルソナを召喚出来るようになったばかりの頃の話だ。
である以上、今の順平の力は知らない。
「ちっ、俺の力を見せてやるよ。ヘルメス!」
それ以上俺に何を言っても無駄と判断したのか、順平は自分のペルソナを召喚する。
そして召喚されたヘルメスは、真っ直ぐブラックレイヴンに向かって突っ込んでいく。
そしてヘルメスから放たれた一撃は、ブラックレイヴンに向かって放たれるが……
「くそっ!」
当たれば恐らく一撃で倒せただろう一撃ではあったが、それもあくまでも当たればだ。
シャドウならではの物理法則を無視したかのような移動をしたブラックレイヴンは……だが、俺の生み出した影槍にあっさりと貫かれるのだった。
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