第七章 C.D.の計略
アンダーワールド
[1/11]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
見滝原市
そこで暮らす、ほむらたち魔法少女たちの前に、襲い掛かる者たち。
鉄翼刀、綺堂唯子。
そして、仮面ライダーウィザード/操真晴人。
彼らはいったいどうしてしまったというのか・・・・
------------------------------------------------------------
「クソッ!!いきなりか!!」
ウィザードへと変身をした晴人へと、マミとまどかが躍り出てほむらを守ろうと攻撃を仕掛けた。
それをとっさに展開した「ディフェンド」の魔法で作り出した壁でガードするも、それはあっさりと崩れ去ってしまい、二人の肉薄を許してしまうこととなる。
「思い出せ!!ここは」
「ほむらちゃん、逃げて!!」
「ここは私たちに任せなさい!!早く!!!」
ウィザードを抑え込もうとする二人だが、それを目の当たりにしてほむらだって何もしないというわけではない。
自分も戦おうと一歩踏み込もうとするが、その足元をマミの銃弾が穿った。
「ッ!?」
「分からないの!?早くここを離れて家に戻りなさいって言ってるのよ!!」
「そうはさせっか!!」
ブォン!!と振り回されるウィザーソードガンの銃口から、弾丸が飛び出してその軌道が変わる。
大きく回り込んでから、マミとまどかの後頭部へと襲い掛かるそれらは、しかし回避されて別の場所で火花を散らすだけだ。
「クソッ」
「ほむらちゃんは渡さないよ」
「暁美さんは、絶対に」
と、その瞬間――――――
------------------------------------------------------------
邪魔――――だってんだよ!!!」
多刃VS多刃
しかし、いかにそうとはいえ十五天帝は15しかない。対して、翼刀のヴァルクヴェインの生み出せる刃の数は無尽蔵と言ってもいい。
ならば、その戦いの決着は言うまでもなく
「ぐぅっ!!」
翼刀によって弾き飛ばされる蒔風、という結果に終わる。
だが、相手もそれは分かり切ってる。
今の薙ぎ払い、腹部に命中はしたが大したダメージにはなっていないはずだ。
「おいまだなのか!!」
『こっちは今さやかちゃんと杏子ちゃんの相手中!!』
『こっちに増援は来ないのか!!』
「・・・まだみたいだな。いや」
耳に手を当て、唯子、晴人と通信をする翼刀だが、頭上を見上げてにやりと笑う。
そして、晴人のほうへと報告した。
「今行った」
--------------------------------------------
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ