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ヘタリア学園
第六千七百九話  紫禁城

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第六千七百九話  紫禁城
 アメリカの上司は中国の上司の人に普段は公開されていない場所まで見せてもらってからアメリカにお話しました。
「今の政権の歴史は七十年にしてもだ」
「中国自体は四千年だぞ」
「その歴史の重さを感じるな」
 その目で見てのお話です。
「そして非常に素晴らしいと思った」
「僕もそう思うぞ」
「明日は万里の長城も見るしな」
「ちなみにあの長城は明代のものだぞ」
 ですから比較的新しいです。
「その前の長城は残ってないんじゃないか?」
「始皇帝の頃は只の壁だったな」
「あんな風じゃなかったらしいぞ」 
 北京の北にあるそれとはまた違ったものでした。
「そして明代の長城をだな」
「見てそのうえでだ」
「仕事の話もだな」
「する、あと料理もご馳走になる」
 こちらもあるのでした。
 とにかく中国と中国の上司の人のおもてなしは凄いです、それは日本とどちらが上かというレベルでした。


第六千七百九話   完


                   2017・12・4

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