0239話『多摩の改装案』
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らどうやら騒いでいるようだ。
それで多摩も少し気持ちがざわつくのを我慢しながらも、
「わかったにゃ。すぐに向うにゃ」
『ああ。分かっている通り球磨が騒いでいるから早めにな』
「了解にゃ」
多摩はそれで電話を切った後に、
「まったく球磨姉はなにを騒いでいるんだにゃ……まぁすぐに向えばわかる事にゃ」
さっそく多摩は執務室に向かう事にしたにゃ。
だけど道中で北上に大井、木曾の三人も発見したので多摩はちょうどいいと思ったので、
「おーい、三人とも。ちょっといいにゃ?」
「んー? どうしたの多摩姉?」
「どうしたんですか多摩姉さん?」
「どうした多摩姉さん?」
三者三様で返事をしてくる三人は個性が出ているなーと思ったにゃ。
それはともかく、
「なにやら多摩に用があるみたいで提督から呼ばれたにゃ。それになんか球磨姉も一緒にいるみたいで少しきな臭いから一緒に着いてきてもらってもいいにゃ……?」
「そーいう事ね。わかったよー。それじゃ行こうか、大井っちに木曾」
「北上さんがそういうのでしたら私も着いていきますね♪」
「そうだな。球磨姉さんが騒いでいるってのも気になるから行ってみるか」
「それなら話は早いにゃ……早速行こう」
多摩は三人を引き連れて執務室へと向かったにゃ。
そして執務室のドアをノックすると、
『多摩か。入ってもいいぞ』
「わかったにゃ」
それでドアを開けてみるとそこには満面の笑みを浮かべている球磨姉の姿があったにゃ。どうしたんだろうか? なにか悪いものでも食べたにゃ?
「むふふー。やっと来たクマか。それに北上達も連れてきてくれるとは好都合だクマ!」
「いったいどうしたの球磨姉ー?」
北上がそう言って球磨姉に話しかけている。
多摩もすぐに知りたいから好都合だにゃ。
それで球磨姉が笑みを絶やさないである事を言ってきた。
「ふっふっふー。聞いて驚け見て笑えだクマ! なんとー!」
一際大きい叫び声を上げながら球磨姉はある紙を多摩達の前に出してきた。
それはいつも提督がチェックしている電文だった。
「内容を読んでみるクマ!」
そう言われたので読んでみた。
だけどそれだけで多摩もどうしてここまで球磨姉が喜んでいるのか分かってしまった。
「これは……もしかして多摩の第二次改装案にゃ……?」
「そうクマよ! ついに多摩にも話が来たんだクマ!」
「おー! それはめでたいねー」
「はい! おめでとうございます、多摩姉さん!」
「こんなめでたい話があるなら今夜はパーティか何かか!?」
多摩達五人はそれで色々と騒いでいる時に、
「まぁそんなわけだ。現在の多摩の練度も90と改二の練度としては十分だから後は時が来るまで待っていると
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