第一部 ケイオスクルセイダーズ
第二章 春雪異変〜神浄刀矢さんとコラボ企画〜
24.その来訪者、剣2
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「何が『ねえ、和真』だ。なぜ俺に振る。俺がいつフラグを建築した。あと一番最後の言葉についてツッコんでいいか」
和真のごく当たり前な質問はのらりとスルーされた。だが、しょうがないことだ。何故かは察してほしい。
「もういいわ。ヨクゾキタナユーシャヨ(棒読み)」
レティが疲れたのかもはや棒読みになっていた。魔理沙は腹を抱えて笑っていたのだが気にしたら負けだと思ってる。すると急に霊夢がファイティングポーズをとる。
「貴様が中ボスか」
「いや中ボスじゃねェよ!?」
「よく見破ったな私が中ボスダー(棒読み)」
「じゃあ、誰が戦う?」
「切り替えが早いんだぜ」
「私ついて行く自信がなくなってきたわ」
咲夜が頭を抱えるほどの処理スピードでボケにツッコんでく!ブ、ブレーキがイカレたのか!?
「そりゃあ、和真しかいないでしょ」
「ゑ?俺?」
「それもそうだな。私も和真がどんな戦い方をするのか気になるしな」
「そもそも、戦えるのかはっきりするしいいんじゃないかしら」
「え!ちょっ!あの!」
「ハイ満場一致いってらー」
「ヒドー!」
彼を前につきだした。これはひどい。集団のいじめもいいところだ。
「‥‥あなたも大変ね」
「幻想郷にもこんなまともな人間がいるとは」
和真は絶賛心の中では感動のあまり泣き出しそうだった。これならば戦わずとも話で解決できるかも、
「まあ、戦うんだけどね」
訂正、和真は戦うことになる。
それが運命というものなのだ。
「ああ、もういいよ!やってやろうじゃねぇか!」
そういいながら、トランプににたような?Aのカードをバックルに差し込み腰に当てるとバックルからカード状のベルトが現れ腰に巻かれた。そしてゆたりとした動きで右手を手のひらを上にして斜め左上にもってゆく。
「‥‥あの動きは!」
丞一はそのとき感付いていた。そして、誰かが声を上げる。そう、誰もが今の和真の姿を重ねていた。紅霧異変のフィナーレでにおいて丞一の使ったフルフォースフォームに。想起し、重なった。
そして手のひらの向きをバッと翻しバックルのハンドルを引き、和真は叫んだ。
『「変身!」』
『Turn Up』
バックルからの音声と共に光の壁が現れた。そこを通り抜けると彼はヘラクレスオオカブトをかたどったような戦士へ姿を変えていた。きっと投げ技が得意なのだろう。ちなみに小学校時代アーケード版においてあれを当てたことも使ったこともなかった。
「「遠慮なしに使わせてもらう(わ)!」」
「冬符『フラワーウィザラウェイ』!」
レティはチャンス到来と言わんばかりにスペルを放つ。だが、あながち間違っていない。そう、見ればわかるが和真はひとりだけ飛行手段がない。霊夢や魔理沙、咲夜は霊力、丞一はスタン
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