第三十一話 アジトその三
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れでロック鳥もか」
「宝石とか沢山持っていてね」
「それを貰ったんだな」
「何も言わないでね」
つまり盗んだというのだ。
「そうしたよ」
「それで盗んでいたところをだな」
正が軽く笑って言ってきた。
「怒り狂ったロック鳥が戻ってきたか」
「いやいや、おいらには切り札があるんじゃない」
淳二はその正に笑って返した。
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