暁 〜小説投稿サイト〜
俺はリーアたんの婚約者
眷属を集めます
二話
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ごすことも少ないですからね。皆様お忙しいですから、相手にしてくれなくて寂しいとたまに溢すみたいです」

「それはいけないな。しばらくはレイヴェルのために時間を使うとしよう!」

「そうしてください。それはそうと、監視している姫島神社周辺に怪しいやつらが彷徨いているとの情報がありました」

リアスの女王である姫島朱乃が幼い頃、母親を亡くしているということは覚えていた。だが、詳細を覚えていなかったので、リアスが産まれて立ち始めた頃に駒王町にある姫島神社を探しだし、怪しいやつらが来たら教えろとユーベルーナに指示を出していたのだ。

おそらく父上や兄上にはバレているだろうが、何もいってこないということは大丈夫ということなんだろうと判断している。

「本当か?だが、バラキエルがいる間は大丈夫なんだろ?」

「はい。休暇中みたいですが、あと三日で仕事に戻るそうです。どうしますか?」

「うーん……」

できるなら俺の現状の力を試し且つ、経験を積む絶好のチャンスだから、赴きたいのが本音だ。
でも、神社だし後から来るバラキエルにやられる可能性も高い。

まず、メリットを考えよう。
メリットは、俺の力を把握でき、実践経験を積める。
今後、リアスと結婚するために姫島朱乃の力を借りることが出来るようになる。
朱璃を助けることができたらバラキエルに貸しを作ることができ、コネも得ることができる。
これくらいか?

続いてデメリット。
バラキエルに殺される。(浄化的な意味で)
堕天使勢との間にいざこざが起こる可能性が高い。(失敗したら)

デメリットがデカスギィ!!
俺のせいでいざこざがさらに悪化とか冗談じゃねぇ!

でも、知ってるのに見殺しはなぁ。

………。
………………。
…………………………。

「よし。兄上に相談しよう。ユーベルーナ、兄上がいる場所しってる?」
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