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『叙情4』
『貴方』

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其方の記憶が消えたって、此方の記憶が消えたって、貴方にはどうしようも無いでしょう。

いつでも踏み出す事を躊躇わない貴方が羨ましかった。貴方のように生きたかった。

僕はまた踏み出す勇気すら持てない。何故歩き出さない?

どのくらい経てば過ぎた日々を悔やまずに済む?ねぇいつまで振り返るの?もう充分でしょ?

貴方のようになれたなら...
貴方のようになりたかった...
貴方をもっとみていたかった...



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