~False accusation of I・U - 862 years~
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ネコかわいくない?」
画面を指差し、俺に聞いてくる。種類はたしか……
「アメリカンショートヘアーか。かわいいな」
「でしょ!いいなー」
……………………………………………………
「ふぁ…………そろそろ寝ようかしら」
と言われ時計を見てみると、8時58分。もう寝る時間だな。
「先に寝ててもいいぞ。俺は弾倉に弾籠めしてから寝るから 」
「おやすみなさい」
「うん、おやすみ」
アリアがリビングを出た後、俺はさっきの戦闘で消費した分の弾(ベレッタをたった4発だが心配性なのでな)を籠める。その後、銃の簡易整備をして。
「大丈夫かな……。寝るか」
―パチン。
リビングの電気を消し、寝室のベッドに入る。
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……………………………
…………………
………
「ん…………」
朝、7時27分。今日は学校は休みである。
俺は眠気覚ましにコーヒーを飲もうとリビングに行く。
「あれ?珍しいな」
珍しいことに、俺より早くアリアが起きていた。
「珍しいってなによ。たまにはこういうのもいいかと思ったからやってみたのよ」
休みの日は用事さえなければ遅くまで寝てるからな………
こいつ。
「早起きは良いことだがな。明日は大雨が降るかな…………?」
「ハァン?」
「……なんでもない。それよりコーヒー飲むか?」
「エスプレッソ・ルンゴ。カンナ」
俺もそれにしよう。
そう思い、コーヒーメーカーに豆を淹れる。
…………1分後…………
「ほら、出来たぞ」
コトッ、コトッ。
「はーい。どうも」
……………………………………………………
……………………8時34分。 暇だ……。
「暇ねぇ…………」
同感。
「あ!」
アリアが何かを思い出したような声を出した。
「ママの所に行くんだった」
「……ママ?」
「そう。準備したらすぐに出かけるわよ!」
「準備は良いんだが……事のあらましを説明してくれ」
「移動中に話すわ。あ、武装してね」
「武装……?」
―その後。男子寮を出て、モノレールの駅へと行く。
新橋に出て、JRで神田を経由し、新宿で降りた。
ついて行くと、街の男達がアリアをジロジロ見ている。
まぁ、それもそうか。今のアリアは私服だからな。
制服かC装備姿しか見たことなかったので、少し新鮮だ。
新宿駅西口から高層ビル街の方へ、カツカツとミュールを鳴
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