暁 〜小説投稿サイト〜
【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0238話『艤装が使えなくなった利根』
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
をしていかないといけませんね」
「そうか……タイミング的にはよかったのか悪かったのか分からないな……。限定作戦中に起きなかったのがせめてもの幸いだな」
「そうですね。利根姉さんも活躍できなかったら悔しいでしょうから……」

それから明石さんとともに利根姉さんの事を調べていく中で、

「妖精さんが出てこない……?」
「はい。なにやら呼びかけても出てこないとかで……」
「そうか。それじゃ少し試してみるか……」

提督はそう言うと自身の艤装を展開していた。
なにをするのでしょうか?

「妖精さん、少しいいか……?」
【何でしょうか提督さん?】
「事情は分かっていると思うけど少し利根の中に入ってもらってもいいか……?」
【可能ですけど大丈夫でしょうか……?】
「たぶん妖精さんの方でなにかあったと思うから確認だけ頼む」
【わかりました】

提督の艤装の妖精さんはそう言って利根姉さんに入っていきました。
しばらくして妖精さんは出てきました。

【大変です提督さん。利根さんの妖精さん達が全員風邪で倒れていました】
「えっ!?」
「本当ですか!?」
「やっぱりか……それじゃ至急運び出してくれ」
【わかりました】

それから話は早かったですね。
利根姉さんの妖精さん達はなぜか全員風邪を引いていたために艤装も展開できなかったらしいです。
明石さんの手でなんとか妖精さん達もしばらくして回復したのか感謝をしながら利根姉さんの中へと戻っていきました。
そして、

「おおー! 艤装が展開できるのじゃ!」
「よかったな、利根」
「うむ! 提督よ、感謝するのじゃ!」
「ああ。それとこれからは妖精さん達の体調管理もしっかりとしておくんだぞ?」
「わかっておるのじゃ!」
「よかったですね、利根姉さん」
「うむ!」

利根姉さんの顔に笑顔が戻ってきたのでよかったと思いました。
私も妖精さんの事をこれからはもっと気遣いましょうか……。



[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ