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大洗女子 第64回全国大会に出場せず
あきらめは愚か者の結論
第1話 伝説の終わり?
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、いまは生徒会執行部です。
 学園生みんなの代表なんです。会長権限であなたの予算案をとおすことは無理です」
「そうですか。残念であります……」

 華が自分に全面的に賛同しないばかりか、後ろ盾にもならないことを宣告された優花里は、しおれて会長室を退室した。

 閉じる扉をみて、華は思う。
 おそらくこれでも、予算会議は大荒れになるだろう。
 本年度の戦車道のために前任者角谷がどれほどの無理を重ねたか、一選手でしかなかった華は知らなかった。
 会長になってみて、角谷がどれほど努力して内部を押さえていたのかを知ったのだ。
 
 
 
 
 

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