第十一部[ファイナルファンタジータクティクス物語]
序章
プロローグ[ベオルブ家の三男]
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業した。
白雪はそのままもらって良いって。
これからもよろしく。
騎士団に入隊してからしばらくして、
戦争が起きた。
親父殿はマジで強いのな・・・。
飛ぶ斬撃とかヤベェ。
一回の戦闘で1000人斬りとか平気でやってる。
天騎士ってヤバいね。
魔力の籠った鎧を、
そこら辺の店売りのナマクラで切り裂いてたりするの。
親父殿の従者の人が言うには、
全盛期はもっと凄かったらしい。
親父殿が居る戦場に雷神が居なかったら一方的な虐殺レベルになったとか。
真後ろから来る槍とかも見ずに回避してるし。
そう言えば昔稽古をつけてもらったときに、
串刺し連金を使おうとしたら大きく避けてたっけ?
勘が良いのか?
反乱は結構あっさりと制圧された。
うん、親父殿強い。
弟と義弟が騎士学校に入学した。
妹と義妹も寺院に行っちゃったし休日が暇だ。
兄に稽古をつけてもらったけど、
長男は魔法が得意みたいで剣の訓練にはならないな。
どちらかと言うと策士タイプ。
次男は親父殿に似て、
チャクラも念も気も無いのに人外戦闘能力を見せる。
この世界は科学技術が発達してない代わりに、
人間の質が高いみたい。
盗賊とかも下忍位の強さはあるし。
最近親父殿の体調が悪い。
病気に見えるけど何か体臭に毒物の匂いが混じってる。
暗殺?
誰が?どうやって?
調べたら長男の仕業だと解った。
親父殿に相談を掛けたら気が付いていたらしい。
兄を止めようとしたら親父殿に止められた。
口止めまでされるとは。
治療も禁止された。
親父殿の体調がかなりヤバい。
今年を越えれるかどうかのレベル。
親父殿に呼び出されてクリスタルを渡された。
あれ?
これって一定以上の練度のある人間が、
死後に姿を変えて次世代に技を紡ぐ物だから、
生前に準備出来るものじゃない気がする。
「ラムザとアルマを頼む」
見守る事と鍛えることはするけど過保護にはしないよ。
親父殿の息子が甘ったれになることだけは許せないから。
厳しくするけど良い?
わかった。
その日私は天騎士を継承した。
弟が騎士学校から親父の見舞いの為に帰って来た。
親父殿と弟と妹を残して親父殿の部屋を出た。
それから数日後に親父殿が死んだ。
兄上様。
親父殿が止めるから手を出さないけど。
これ以上家族に手を出すなら。
貴方は家族じゃなくて敵だからね。
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