暁 〜小説投稿サイト〜
俺のペットはアホガール
その二十一「救いの天使と破滅の悪魔」
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
ロポロでも後から手でこねたらまとまるから大丈夫よ☆

4・もしまとまらなかったら、別量で水を少しずつ入れて、こねてみてね♪

5・そうたら生地を伸ばすわよ〜!薄ければサクサク厚ければホクホクになります☆

6・そしていよいよ型抜き♪可愛くできるかな?今回は半分に食紅を入れてハロウィンっぽくしてみましょうか♪

7・次は焼く作業!オーブン180度で13分ほど焼きましょう♪

8・次はデコレーション。デコレーションをする時はしっかりクッキーが冷めた状態でやりましょうね。

9・顔などを書く時には、つまようじで書くとやりやすいわよ☆

10・アイシングが固まったら完成よ♪


アイシングなしでも美味しく食べれます☆焼き加減は人それぞれだからそこは調節してみてね。
☆を合わせてもアイシングは作れるわ。アイシングを作る時の牛乳は、ー滴ずつ様子を見ながら入れてね。
かたいなと思うくらいがちょうど良いわよ☆


++++


カボチャの絵付きで説明書きされていました。元ネタはCOO●PADかな……とか思いつつ。

「じゃあ始めようか」

「「はーーーい」」

家庭科のスペシャリストのひそっちと、返事だけは誰よりもいい足手まといのお二人とお菓子作り開始です。
……開始したところまではよかったです。本当に。

「きゃあああ!! ホットケーキの粉が宙を舞うよー!!」

「うわっ、こねていたら中身が飛んで行った!?」

「だ、大丈夫だからっお、落ち着て……ねっ? ねっ?」

想像していたよりも最悪な状況なんですけど……これ。どうして自分は今真っ白なんですか。なんで頭からホットケーキミックスを被り、こねた生地を頭の上にのっけているんですか……。

「ひそかくん!! オーブンから火がぁぁぁぁあああ!!」

「えぇぇぇええええええええええええっ」

……なんで触っちゃちゃんですか機械音痴ドジラさん。ええ。わかっていましたとも……わかっていましたよ、自分の班にドジラさんがいると分かった時点でね……はい、ではみなさんもご一緒に

――ドッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーァァァァァッァァアアアアアアアアアアアアアアン!!




大爆発。


「もおおう!! なにしてくれてるんですかああああ!!
 うわああああああんっせっかくの家庭科の授業がぁああああっトップバッターだったのいにぃぃぃいいい」

「泣かないで美希」

肩を叩いたひそっちの腕の中には大きな袋がひとつ。

「まだホットケーキミックスはあるから」

「――いやっもういいよっ!!」


やはり自分は神様から見放されてしまったのでしょうか?

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ