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偉いつもりが
第二章
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だが。
 給養員は食事をよそうのも仕事だ、食事関係なら当然だとだ、奥野はその彼等に怒って言おうとした。
 だがその彼をだ、椎名はその丸い顔を咎めるものにさせて囁いた。
「駄目ですよ」
「止めるのか」
「食べながら話しましょう」
 こう言っておくのを止めてだった、そうして。
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