第三十六話 領地を貰おう
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ナリオでいける。
門閥貴族にはまた父様の気まぐれに映るから問題なしですね。
帰還兵達はエコニアとかで民主共和制を知った連中も居るから、
ある程度知識もあるだろうから、
ブラッケやリヒターとかの手本に成るかもしれない。
皇帝直轄領は基本全部皇帝陛下の財物だから、
何処の組織も手を出せない。
守るのは帰還兵と爺様の組織だから出来るね。
「テレーゼ様眠くなりましたかの」
「いいえ考え事をしていました」
「どのような事じゃな」
「お父様、帰還兵のことです」
「ふむふむ」
「思うのですが、帰還兵は民主共和制に毒されている可能性があります。
そう言う風に考える組織がありますよね」
「社会秩序維持局ですな」
「そうです、彼らはお父様が恩赦をしたからと言って、放置するでしょうか?」
「確かに何か理由を付けて連れ去るじゃろうな」
「そうなのです、帰ってきて恩赦を受けても結局は家族諸共辺境の流刑星送り、
これでは帰還兵が安心して帰れません、
それにお父様のお慈悲が上辺だけの物と平民達に思われてしまします」
皆かんがえてるです、社会秩序維持局の連中は屑ですから、やりかねないと。
「テレーゼどうすると言うのじゃ」
「お父様、此所は組織の力で帰還兵や家族に社会秩序維持局が勝手に動く可能性がある、
皇帝陛下は憂慮している、もし良ければ皇帝陛下直轄領へ移住を勧める、
そうなれば、悪いのはすべて社会秩序維持局で皇帝陛下は、
なんてお優しいお方なのだと平民は思うでしょうね。
そうゆうシナリオはどうでしょうか」
皆絶句ですね。
「テレーゼ様非常に素晴らしい御慧眼でございます」
「ケスラーの言う通りじゃ素晴らしい」
「さすがテレーゼ様ですの」
皆明るくなりました。
「そうなるとどの星が良かろう」
「ある程度の生産力のある星でないといけませぬな」
「テレーゼはどこか候補はあるのか」
よっしゃ来ました、此所は後々のフラグへし折りの為にね。
「ローエングラム星系は如何でしょうか、
あそこなら家が絶えて久しいですし、
いい距離に有りますから管理もしやすいかと」
さあどうだ。
「うむ確かにそうじゃな」
「管理し易いと後々よいですから」
「ローエングラム星系で決まりじゃ」
よっしゃこれで決まりだ。
「お父様直轄領の管理運営に新進気鋭の若手官僚や、
ケスラーに調べさせている有能な者に運営を学ばせたいのですが、
如何でしょうか?」
「テレーゼの好き気にするがよいぞ」
「お父様ありがとうございます」
「そうじゃ、テレーゼよ」
「はいお父様」
「ローエングラム星系を皇帝直轄領兼テレーゼの化粧領にいたす」
えええええ、領地ですか、いきなり星持
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