第六章
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クで働いて暮らしているとかな」
「まさか、だよな」
「日本の諺で灯台下暗しか」
「そんなのだよな」
「本当に」
「全くだよ、けれど」
こうも言ったルースだった。
「実際にいて友達になれるなんてな」
「よかったな」
「それで面白いことになったな」
「本当にそう思ってるみたいだな」
「全くだよ、あの小説のインパクトが強過ぎたけれどな」
そのモヒカン族の最期だ。
「違うんだな、モヒカン族最後の男はまだまだ出ない」
「正式なタイトルだな」
「それだな」
「もうアメリカの社会に入っているけれど」
それでもというのだ。
「モヒカン族は健在だよ」
「小説とは違ってな」
最後に友人の一人が言った、モヒカン族はまだアメリカそれもニューヨークにいる。アメリカ社会にいてモヒカンでもない、しかし間違いなく存在している。そのことは紛れもない事実だった。
モヒカン族の最期!? 完
2017・6・20
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