第四章
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応えてだった。
徳のある神の僕として生きた、博士と助手は年老いてからもその彼を見て笑顔になっていた。ヴィクターはその二人についてこう言っていた。
「あの方々がおられてこそ今の私があるのです」
後に二人から自分の出生について告げられてもこう言えた、彼には既に確かな信仰と信念があったからだ。それでだった。
今の自分こそが大事なのだと信じていて動じなかった、そうして死ぬまで学問と信仰に生き清らかに生きた。周りからその徳を讃えられたうえで。
フランケン 完
2017・7・24
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