第二章
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人だった。
「二十一勝してやるわよ、巨人には」
「じゃあこっちは二十二勝だ」
「そこまで勝てたらいいわね」
「ああ、勝ってやるからな」
「それで優勝っていうのね」
「カープにも勝ち越してな」
「だからそれは毎年駄目じゃない」
阪神は広島に負け越し続けているというのだ。
「巨人に勝ててる年でも」
「それはたまたまなんだよ」
「たまたま毎年負け越してるっていうの」
「それは来年から変わるからな」
「どうだか、その来年も叩きのめしてあげるからね」
「それは僕の台詞だからな」
兄妹で言い合いつつツリーを飾っていく、寿はタイガースのエンブレムは千佳が飾ったカープのそれのすぐ下に置いた。
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