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RSリベリオン・セイヴァ―
リベリオン・セイヴァー2 第一話「正義の味方」
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ってビームを撃ちまくる。
しかし、俺に当たるはずのビームは次々に行方を変えられ見当違いの方向へ飛んで行ってしてしまう。
「くそっ……一体何なんだ!?」
俺は遮二無二逃げ続けた。しかし、奴は次々にお構いなくビームを連射していく。そうこうしているまに、あたりの街中は瓦礫だらけとなった。
――こんな時に爺ちゃんが居てくれたら……
困ったときは何でも頼りになるお茶目な祖父を思った。しかし、こんな時に爺ちゃんが来てくれるわけでもない。
と、しかし……
『了! 了!? 聞こえるか!?』
何処からもなく爺ちゃんの声が聞こえてくる。幻聴か? いや、現実だ!
「爺ちゃん!?」
『ほれ見たことか……いいか! わしのいう通りに動くんじゃぞ!?』
「え? つうか、あれなんだよ!? さっきから追いかけてくるんだけど!?」
『今はわしの言う通りにしろ!? さすればこの状況を脱することができる!!』
爺ちゃんの怒号に俺はビクッとし、大人しく彼に従った。
「わ、わかった……どうすればいい!?」
『いいか! 両方のこぶしを互いにぶつけ合うんじゃ……』
「え、え!? なんだよ、わかんねぇよ!?」
『いいから両腕をグーにして、そのグー同士を強くぶつけるんじゃ!!』
「え、えっと……こうか!?」
両手の拳を互いにぶつけ合った。
「!?」
突如、俺に異変が起きた。ぶつけ合って両腕の拳から発生した青い光に包まれると、ぶつけた両腕に何かが装着されるのがわかる。
銀色のゴツい、ガントレットであった。
「こ、これは……!?」
しかし、その両腕の成りに戸惑う俺の背後からISの巨体が忍び寄った。俺はその殺意に感づいてとっさに振り向くが、ISの巨大な両腕が俺の頭上へ振り下ろされる。
「うぐぅ……!」
俺は、再びガントレット越しの両腕で頭上を防ぐと、その攻撃はピタリと止まりだした。
「……!?」
恐る恐る頭上を見上げると、巨大な腕は俺のガントレットによってあっけなく受け止められていたのだった。
「な、なんだ……!?」
『今じゃ! 了、反撃を……』
「!?」
爺ちゃんの声に我に返った俺は、奴の腹部へ蹴りを入れ込んだ。ISから距離をとるためにやったことだが、それは違った。距離を取ったのはISの方だった。いや、距離を取られた? 俺の蹴りでダメージともに距離を取られた。俺に蹴り飛ばされたのだ。
「こ、これは……!?」
『それが、「RS」の力じゃ……!』
「あ、RS!?」
『話はあとだ! 了、トドメを!?』
「ッ……!!」
そして、俺は蹴り飛ばされたISを見た。今はどうこう言っている間はない。俺は地面を強く蹴り上げて奴の元へ飛び込んだ。
「うおぉ!!」
右腕の一撃が、ISの腹部を貫いた。IS……いや、内部は千切れあった配線やショートする光がチカチ
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