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RSリベリオン・セイヴァ―
リベリオン・セイヴァー2 第一話「正義の味方」
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面は、囚われのヒロインをジャスティスセイバーが助け出すシーンが一番……」
「あ! そこ、俺も超大好き!!」
「あ、あの……お客様?」
ヒトヒトと、俺の肩をつつくのは書店の店員だった。
「周りのお客様のご迷惑になりますので、もう少しお静かに……」
「あ、すみません……!」
つい、やってしまったと俺は顔を赤くして詫びた。
長居しづらくなった俺は、彼女と一緒に外で話すことになった。
とりあえず、ベンチに座って先ほどの熱き語りを再開している。
「やっぱ、あの作品を超す特撮ってないよなぁ〜」
「は、はい! 私も、あの作品が今でも大好きです……あ!」
それから、一時間ほど話した後、彼女は幼児を思い出したような顔をしていきなりベンチから立ち上がった。
「いけない……!」
「ん、どうした?」
「ごめんなさい……そろそろ行かなきゃ」
「そうか、じゃあな? また話そうぜ?」
「うん、それじゃあ……」
少女はこの場を後にして、俺の前から去っていった。さて、俺も早いとこ家に帰ってDVDを見ないとな……
俺もベンチから立って、公園を出ようとしたときだった。
「……?」
ふと、周囲の風がざわめき始めた。それは次第に音が増し、その違和感に俺はあたりを見渡した。
「なんだ……?」
俺以外の周辺の人々もその異様な空気に何かを感じたらしく、俺と同じようにあたりを見回す。
「!?」
刹那、俺は上空より飛来する巨大な影を目撃する。次第とその影は降下するにつれて巨大さを増していき、地響きと共に公園の地面へ着地したところには、やく五メートル近い人型の何かとなっていた……
――あ、IS……!?
俺はその黒いシルエットを目にハッとした。しかし、全身装甲に包まれたその人型をISを呼ぶのはやや抵抗がある。
「……」
黒い人型は、俺の方へ見るなりその巨大な両椀部をこちらへ向けてきた。まさか……!
「!?」
その巨大な掌から眩い光が放出され、それは図太いビームとなってこちらへ突進してくるのだ。
「うわっ……!?」
咄嗟に両腕で顔をかばう体制をとるが、そんなことしても助かることはない。何が何だかわからないまま、俺はその光に飲み込まれそうになったのだが……
「え……!?」
しかし、そのビームの行方は俺かと思ったのだが、直前にそのビームは俺の直前で大きく頭上へ湾曲したのだ。
――な、なにが起きてんだ!?
湾曲したビームは俺ではなく、真上の上空に浮かぶ入道雲を貫いて巨大な風穴を作らせた。そんな光景が周囲の人間をくぎ付けにして、大衆がざわめいた。
「な、何なんだよ……!?」
まさか、日本では起こりえないかと思っていた、ISによる爆撃テロだというのか!?
「やっばぁ……!」
俺は隙を見て、ISに背を向けて走り出した。それを知ってかISは俺だけを狙
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