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RSリベリオン・セイヴァ―
リベリオン・セイヴァー2 第一話「正義の味方」
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なんて興味ないし必要はなかった。

「しまったぁ〜!」
日曜日の朝、大急ぎで二階の自室から階段を駆け下りてドタバタとテレビのある居間へ押しかける。
この時間は、俺の大好きなヒーロー番組がやっている。「特捜戦士ジャスティスライダー」だ。
大人も楽しめるシリアスなストーリー展開が売りで、毎回見逃さずにこの特撮を見ていた。
しかし、今回は惜しくも見逃してしまい目覚まし時計を見て大急ぎで居間へ急行し、慌ててテレビのスイッチを押す。
録画しておけって? それも一理あるが、俺は何よりも大好きな番組はリアルタイムで見る主義、こだわりがあるのだ……
「あ〜! 見逃しちまった……」
ちょうどそのころで、エンディングに入っていた。
一生の不覚! と、自分を責めつつ番組を見終わった後、暇つぶしによく行く爺ちゃんの研究室へと向かった。
鬱な気分になりながらも、地下に通じる階段を下りていく。
「爺ちゃん、爺ちゃんいるか?」
「お?」
屋中問わずパソコンを睨み続ける白髪だらけの老人。そんな彼は、こう見えて元学会では知らぬ者はいないとされる超有名な科学者らしい……
「今度は、なーに作ってんだ?」
「ああ、これはな……」
爺ちゃんは、椅子から立ち上がると、先ほど完成した物質を掌に載せて俺に見せた。
「何これ?」
銀色のビー玉……の、ようだ。
「力作じゃよ?」
「それよりもさ? 早く、俺に『変身アイテム』を作ってくれよ?」
「ほうほう……いずれな?」
しかし、今日も爺ちゃんは相変わらずな返事だった。
「もう、その返事は何度も聞いて飽きたよ?」
「しばし待たれよ?」
「……」
俺は、爺ちゃんの目を盗んで、爺ちゃんが作ったという先ほどのビー玉を素早い手つきで懐へ入れた。
何となしに胡散臭そうであったが、爺ちゃんの作った発明品だ。信用は出来る。
「……して、今日は何処へ向かう予定じゃ?」
どうせ、今日も外へ出て何かしでかすんだろ? と、いう予想の顔で俺に問う爺ちゃん。もちろん、俺は今日も外へ出る。
「お、おう……ジャンクかな? 今日も、ゴミ捨て場漁ってくる」
「そうか、近頃は警察がウヨウヨしておる。十分注意しろ?」
「ああ……」
俺は、爺ちゃんに背を向けると地上へ元来た階段を上って地上の事態くへと出たら、続けて外へ出た。
「さて……」
孫が出ていったところで、完成した発明品の動作テストを行おうと立ち上がったが……
「……!?」
ビー玉は消えていた。

ここエリア11は、かのエリア20からもっとも近い居住エリアである。ちなみに、日本列島の各エリアは番号がゾロ目ではなく順序がバラバラだ。
だから、ここからでもエリア20より「IS学園」がはっきりと聳え立って見える。
――悪の組織の根城め……!
俺にとって、ISは「絶
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