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響け!全国へ!
第一章 邂逅
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の教室で練習をすることになっている。低音パートの今年の1年生は5人だった。
「それじゃあ、まずは自己紹介から始めよか…俺はチューバ担当で低音パートのパートリーダー後藤卓也、よろしく」それに続くように次々と自己紹介が行われる。
「私は長瀬梨子、同じくチューバでパート副リーダーだよ困り事や悩み事があるときは遠慮なく言ってね」
「さっき紹介したけど一応、中川夏紀ユーフォ担当です。副部長やらせてもらってるけど楽器は高校入ってからなのであまり先輩らしいアドバイスは出来ないと思うけどそれ以外なら全然頼りにしてや」
「え〜、もうご存知だと思いますが黄前久美子です。ユーフォ担当で1年生指導係もやらせてもらってます。よろしく」
「次はうちやな!加藤葉月チューバ担当です。夏紀先輩と同じで高校生からの初心者やけど分からんことがあればどんどん聞いてきてや」
「はいはーい!今度は緑やな緑は川島緑輝。やけど緑のことは緑って呼んでな、担当はコンバスな!緑コンバスの後輩が入ってくれてめっちゃ嬉しい」
「じゃあ次は1年生の番ですね!うちは鈴木さつきチューバ担当になりました。先輩方が皆さん優しそうで安心しました。これからよろしくお願いします」
「えっと…チューバ担当になりました鈴木美玲ですよろしくお願いします…」
「次は私ですかね?ユーフォ担当になりました久石奏ですよろしくお願いします」さらさらの黒髪に赤いリボン型のヘアクリップが添えられた頭をぺこりと下げる。
「あっ…僕ですね同じくユーフォ担当の神木拓海ですよろしくお願いします」
「僕は月永求、コントラバスですよろしくお願いします」小さな身体に目元まで伸びた前髪、肌の色は異様に白く整っている顔立ちはそこらの女の子よりも可愛らしく学ランを着ていなければ女の子と間違えてしまうほどの容姿だった。
全員の自己紹介が終わりいよいよ新生北宇治高校吹奏楽部が始まるのかと期待と不安で胸が高鳴っていた。
 

第一章 邂逅 完
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