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足のある幽霊
第一章
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「そうしたものですか」
「別にね、だからこっちとしては文句はないよ」
 千尋の実績にというのだ。
「このままいってくれるかな、それにね」
「それに?」
「君の目標はどれだけかな」
 具体的な数字を聞く上司だった。
「一体」
「はい、それは」 
 ここで千尋は上司に自分の目標とする売り上げを述べた、すると上司は千尋に対してこう言ったのだった。
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