暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica7-Bそうだ、合宿へ行こう〜Creator〜
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?」
「ありがとう♪ でもルシルさんもなんか詳しいね。ひょっとしてこういう事にも明るいの?」
「知識だけがあると言った感じか。実際に建てた経験はないが、まあまあな建築家レベルのアドバイスくらいは出来るだろう」
そう言ってルシルさんは、私が描いた図面の問題点を次々と指摘していってくれて、私も「なるほど」って頷きつつ、指摘してもらった事をメモしてく。その後、私とルシルさんとザフィーラはアスレチックの建築を開始。家の裏手にある小川へとやって来て、「木材はかなり揃えてあるんだな」ってルシルさんが資材を確認。
「私とリヴィアとガリューの3人でなんとか。一応、完成予想から計算して数を揃えたけど・・・」
「そうか。もし足りない場合は新しく斬り出して来よう。じゃ、早速始めるとしようか。まずは地盤に穴を開けるところからだ。我が手に携えしは確かなる幻想」
ルシルさんが呪文を詠唱すると、丸太を突き立てる予定箇所の上空に大剣が何十本と展開された。そして「ジャッジメント」の号令と同時に大剣が一斉に地面に突き刺さって、ドリルみたいに高速回転して穴を開けた。
――
闇よ誘え
(
コード
)
、
汝の宵手
(
カムエル
)
――
今度はあちこちにある影から平たい触手が何十本と伸びてきて、丸太を次々と持ち上げると大剣の開けた穴へと突き立てていった。ここからは私の想定以上の速さで、ルシルさん達はアスレチックを組み立ててくれた。私は指示、時々ルシルさんのアドバイスで変更とかあったけど・・・。
(あまりに的確過ぎて全部任せちゃいそうになったよ)
ロープクライミング、ロッククライミング、雲悌、小川を利用した水上足場、ロープを使って登る斜面坂、急斜面の鉢状坂などなど、ルシルさん提案の物を合わせて計13種のアスレチックを、なんと午前中だけで完成できた。
「師匠たちの故郷じゃ面白い番組をやってるんだね〜」
“サスケ”っていう激ムズなアスレチックコースを100人くらいが順に攻略する番組を、建築の指示を出してるところでアイリに見せてもらった。ルシルさんやアイリの提案したアスレチックには、手前に向かって湾曲してる“反り立つ壁”、水場に斜めに立てられた足場をジグザグに設置した“クワッドステップス”や、重さが3種の壁を持ち上げて進む“ウォールリフティング”、同じく重さが3種の壁を押していく“タックル”が造られてる。私も創作意欲が次々生まれてきたけど・・・
「おーい! お昼ご飯が出来たよ〜!」
リヴィアが大手を振ってこちらに向かって駆けて来ていて、側には「八神司令、リイン」の姿があった。時間切れであることが判って私は「とりあえずお昼休憩ということで♪」ってルシルさん達にウィンク。
「わあ! はやてちゃん、見てください! サスケですよ! 反り立つ
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