第11話 世界日本化計画 ターン09
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地支配における差別は激しくマレーの虎では反乱が発生しているので、
先にマレーの虎に侵攻し橋頭堡を築くという作戦案もあったが、
特別防衛艦隊を破るには打撃力のある戦艦を揃える必要がある。
海軍としてもガメリカに続いてエイリス帝国へと戦線が拡大し、
二方面における消耗戦となるのは避けたいという意見が大きい。
主攻は東郷長官の対ガメリカ太平洋艦隊であり、
第三艦隊を中心とした対エイリス南方艦隊は助功という位置づけだ。
このまま日本軍の加入がなければマレーの虎の反乱勢力はやがて鎮圧されるだろう。
東郷長官のいるマニラ2000に侵攻してきたガメリカ軍は威力偵察といったところだろうが、
カサブランカ級護衛空母を配した空母艦隊により戸塚中将の特設艦隊が損害を受け
本星日本の大修理工場のドックに入ることとなった。
戸塚文雄、軍医中将は「不倫は文化」が口癖のナイスミドルの中年既婚者で
嫌いな避妊具(コンドーム)を必要としない社会を創る為という崇高な使命により医学を志し、
帝大医学部を首席で卒業、紆余曲折あって今や医務局長つまり軍医のトップを務めている人だ。
東郷長官愛用の避妊薬デキナールの発明者でもある天才化学者だ。
しかも軍医は元々海軍少将として艦隊司令官を務めたことがある変わった経歴の持ち主だ。
教育者としても優れており将兵の信頼も高く、
山本中将のように無理を言って特設艦隊の提督をお願いした。
昔エイリス帝国に留学した後に駐在武官として滞在した経験もあり、
エイリス貴族との高尚な趣味を通じたコネクションもあるそうだ。
戸塚軍医は平賀博士よりも(ある方面では)マッドなサイエンティストだが凄い人なのだ。
特設艦隊に損害を与えた敵空母艦隊を率いたのはドリトールという女提督らしい。
捕虜の登用は原作ゲームでは簡単なのだが、
現実的に考えると戦後の採用ならともかく
交戦中の敵国軍人を交戦中に提督にするとかありえないよなーっと思っていた。
現在も元中帝国の提督であるリンファとランファが海軍長官の下で働いているが、
肉体関係(≒信頼関係)がないからなのか提督として艦隊を指揮するような立場にはなっていない。
ガメリカのキャシー・ブラッドレイ提督も捕虜になっているらしいが、
あーいうフリーセックスOKなアメリカン女はどうも苦手なので、
ほっとけば東郷長官が喰って提督にするんじゃないとか思って放置してる。
ララー・マニィ提督もマニラ2000で捕虜となったが、
彼女はガメリカ軍人というより元々植民地のマニラ2000出身の雇われ軍人という立場で、
世界日本化計画により、いち早く国籍を取得し東郷長官の元で働いてるそうだ。
というわけで艦隊司令官としては難しいだろうが、
東
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