第二章
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姫を思い出しつつ果補に話した。
「日本の琵琶湖にいる人魚は頭だけ人間なんだよ」
「何か人面魚みたいね」
「言われてみればそうだね」
「ううん、私としてはね」
どうかと言った果補だった。
「人魚っていったらね、アンデルセンの」
「あっちの奇麗な人魚だね」
「そう思ってたら違うのね」
「言われてみれば人面魚だね」
それに近いとだ、裕介はその頭だけが人間で身体は魚という琵琶湖にいるという日本の淡水産の人魚の姿を思って果補に答えた。
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