ペルソナ3
1889話
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もっとも、ツインバスターライフルはでかすぎて、近接戦闘をやる時にかなり邪魔になりそうだが。
ともあれ、ビーム兵器の効率とかは今までよりも良くなる可能性があるか。
「アクセル? どうしたの?」
「いや、魔法を効率的に習得出来る方法がないか考えていたんだが、やっぱり思いつかないな。地道な努力が一番だと思うぞ」
ゆかりの言葉に、取りあえずそう誤魔化す。
まぁ、誤魔化す為の言葉ではあったが、それも決して嘘という訳ではない。
実際、魔法球がない以上、地道に習得していくしかないのだから。
「うーん、ちょっと興味深いんだけどね。アクセルが使ってる魔法ってかなり便利そうだし。特に転移魔法って、凄いじゃない」
まぁ、その気持ちは分かる。
恐らくネギま世界の魔法の中でも、便利さという点では1,2を争うくらいに便利な魔法なのではないだろうか。
もっとも、戦闘で使うには転移するのに時間が掛かるという欠点があるし、転移出来るのは影のある場所という制限はあるが。
その辺りを考えても、使い勝手という点では便利極まりない。
実際、俺もこの世界ではアパートから月光館学園まで朝の混雑した電車に乗ったりといった真似をしなくてすんでいるのも、この転移魔法があるからだ。
「言っておくが、転移魔法ってのは難易度的に相当高いぞ? それこそかなり上級者でなければ使う事は出来ないくらいに」
実際、ネギま世界でも転移魔法を使う事が出来る者というのは、かなり限られている。
フェイトやエヴァといった連中でようやく……といったところなのだ。
「ふーん。だとすれば、やっぱり私はペルソナの方に専念した方がいいのかもしれないわね」
「……俺が使っている魔法も、いいところはあるんだけどな。それこそ、影時間じゃなくても問題なく練習が出来るとか」
ペルソナは影時間ではない時にも使用は可能だ。
だが、やはり影時間ではない時にペルソナを使うというのは、色々と抵抗もあるだろう。
それに比べると、ネギま世界の魔法を勉強するのは特に場所とかも必要はない。
そう考えれば、習得出来るのなら習得しておいた方がいいのだが……
「うーん、アクセルの気持ちは分かるけど……アクセルの使っている魔法って、魔法媒体だっけ? それが必要なんでしょ? 私の場合、弓と矢と召喚器で、もう手一杯なんだけど」
「……なるほど」
考えてみれば、それは当然か。
俺のように空間倉庫の類でもあれば話は別かもしれないが、ゆかりにそんな事を求める訳にはいかないしな。
「そういう意味では、アルマーの使っている魔法を一番使いやすいのは明彦という事になるな」
桐条の言葉に、その場にいた全員が真田に視線を向ける。
基本的に武器を持たず、素手で
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