第一章
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「じゃあ勝ちなさい」
顧問の先生が怒ろうとする玲子に言った。
「いいわね、そう思うならよ」
「サッカーの試合だからですね」
「そうよ」
その通りという返事だった。
「そうしなさい、わかったわね」
「怒ってもですね」
「そうよ、オーバーラップしてもいいから」
玲子がディフェンダーであることからの言葉だ、背番号は二だ。
「いいわね、どんどん攻めなさい」
「そうしていいんですね」
「サッカーでのことはサッカーでやり返しなさい」
こう言ってそしてだった、先生は玲子の怒りをそちらに向けさせた。そして実際に玲子は後半戦がはじまるとだった。
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