幕間十五:将来の夢・・・憧れの職業!
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七夏「えっと・・・ちょっと待ってください☆」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
七夏「ここちゃー!」
心桜「ん? なんかいい話題思い付いた? つっちゃー?」
七夏「はい☆ ここちゃーは将来の夢って、あったりするの?」
心桜「将来の夢? んー特にないよ」
七夏「え?」
心桜「だって、今を楽しく生きる事が、あたしの考え方だから」
七夏「今を楽しく・・・・・」
心桜「ま、その延長が将来の夢とも言えるかなー」
七夏「なるほど☆」
心桜「未来も楽しく過ごせる事・・・それが将来の夢って事かな?」
笹夜「心桜さんらしくて、素敵な考え方ですね♪」
七夏「くすっ☆ あっ、笹夜先輩はありますか?」
笹夜「え?」
心桜「将来の夢とか」
笹夜「将来の夢・・・そうですね・・・」
心桜「やっぱり、ピアニスト・・・あ、ピアノ奏者とか?」
七夏「ピアノ奏者・・・素敵です!」
笹夜「ピアニスト・・・までは考えた事が無いですけど、そうですねー。ピアノと関われるお仕事が出来るといいですね♪」
心桜「という事は、音楽の先生とか!?」
笹夜「音楽の先生・・・なれるといいですねー」
心桜「んな、他人事みたいな・・・笹夜先輩のお話なのに」
笹夜「すみません・・・まだそこまで具体的な事を考えていなくて」
心桜「笹夜先輩なら、モデルとか女優になれるかも・・・憧れちゃうよ〜♪」
七夏「モデルさん・・・笹夜先輩、とても綺麗ですから☆」
笹夜「そんな・・・モデルさんや女優さんは私には無理です」
心桜「なんでです?」
笹夜「自分に嘘をつかないと、出来ないお仕事ですから・・・」
七夏「!!!」
心桜「!!! ささせせ、先輩!!」
七夏「こ、ここちゃー落ち着いて!!!」
心桜「笹夜先輩!! 今のコメントはモデルさんや女優さんを敵に回す事になりかねないよー・・・と思うけど、ちょっと分かる気がする!!」
七夏「ここちゃーまで・・・」
笹夜「すみません。私は別に嘘をつく事が悪い事ばかりではないと思っています」
心桜「ん? どーゆー事ですか?」
笹夜「例えば、相手を想って、かばう為についてしまうやさしい嘘・・・」
心桜「!!!!!(思い当たる節があった)」
笹夜「モデルさんや女優さんも、読者さんや視聴者さんを楽しませる為に、自分自身に嘘をついて笑顔を作ったり、演技をしたり・・・それって、とても凄い事だと思います!」
七夏「なるほど・・・今の自分の心境とは違う事をしなければならない・・・という事になりますよね」
笹夜「はい。例えば、今、自分が悲しくても、撮影や演技で笑顔を作らなければならないとか・・・私にはとても出来そうにありません」
七夏「そう考えると、モデルさんや女優さんって、本当に大変なお仕事です」
笹夜「華やかなお仕事って、その裏側で
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