暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第19話 伝説の美食屋現る!フグ鯨を捕獲せよ!!
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申し訳ございません…」
リアスさんは安堵して涙を流していました。私はこんなにも沢山の人に思ってもらえていることを知って泣いてしまいました。
「貴方が二人を助けてくれたのね、ありがとう」
「なあに、礼には及ばんよ。お前さん達には列車での借りがあったからのう」
「借りって……もしかして貴方は列車にいたお爺さんですか!?」
リアスさんのお礼にお爺さんは気にしてないという風に手を振りました。でも祐斗さんはお爺さんの正体を聞いて驚きました。無理もありません、今目の前にいるお爺さんは列車で出会ったお爺さんとはまるで体格が違いますから皆が驚いています。
「でもどうしてお爺さんがこんな所にいるんですか?」
「あっしはフグ鯨を捕獲しに来たんじゃよ。こいつのヒレ酒は絶品じゃからのう」
小猫ちゃんの問いにお爺さんは持っていたバケツの中身を見せてくれました。これがフグ鯨なんですか?何だか可愛いです。
「そんじゃあ気を付けてな。連れの少年にも宜しく言っておいてくれ」
お爺さんはそう言って去っていきました。
「彼は一体何者だったんだろうか?」
「命の恩人であるのは間違いありませんわね、私たちではデビル大蛇から逃げる事はかなり厳しい状況でしたしまさに運が良かったとしか言えませんわね」
「人の縁って本当に不思議なものね」
リアスさんの言う通りあの時小猫ちゃんがお爺さんを助けて無かったら今頃私たちは生きてはいませんでした。これも主の導きなのでしょうか?命が助かったことを感謝しないと。
「アーシア!皆!無事か!」
「イッセーさん!」
そこにイッセーさんとココさん、そしてティナさんが駆けつけてくれました。私はイッセーさんに駆け寄り彼に抱き着きました。
「アーシア!ごめんよ、君を守るなんて言っておきながらこんな怖い目に合わせちまって…」
「そんな事ありません、イッセーさんがくれたお札が無かったら私はもう死んでいました。イッセーさんは約束通り私を守ってくれました」
「アーシア……」
「イッセーさん……」
えへへ、不謹慎ですがこうやってイッセーさんに抱きしめられるとさっきまでの恐怖が嘘のように和らいでいきます。
「皆もありがとう、アーシアを救ってくれたんだな」
「イッセーくん、それなんだけどね……」
祐斗さんが先程までの出来事をイッセーさんに話しました。
「…という訳なんだ」
「…白髪の爺さんにノッキングされたデビル大蛇……間違いない、それは『ノッキングマスター』次郎だ」
「ああ、デビル大蛇をノッキングできるなんて彼くらいだろう」
「嘘!ノッキングマスターに出会ったの!?めちゃんこ美味しいニュース
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