外伝じゅうなな[小南の記憶]
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私が初めて彼?と出会ったのは、
彼のオリジナルではなく影分身だった。
病室のベットで横になって居る私の横の椅子の上で何かの技術書の様な物を読んでいる姿だった。
怪我が原因で記憶が曖昧だったが彼は私に特に何かを確認する事も無く、
身体の状況などを聞いてきて、リハビリ用のメニューを渡してきた。
それからしばらくリハビリをして過ごした。
リハビリ中は偶に彼か彼の分身が様子を見に来るだけで特に監視されているようなことは無かった。
当時は普通だと思ってたけど、
今にして思えば当時の私が暴れても雪隠れの里の一般人にすら勝てたかどうか怪しいからなっとくね。
まともに動けるようになってからは、
彼か彼の影分身、偶に顔つきが怖い人が訓練に付き合ってくれた。
チャクラ切れになったら訓練終わりかと思ったらチャクラ供給されてデスマーチだった。
病み上がりの人間にやらせるメニューじゃ無いと思う。
リハビリメニューがまともだったから油断した。
(最初に影分身を教えられてたけど、今思うとこれって木の葉の禁術じゃ?)
後で聞いたら止めたかったらいつでも止めれたらしい。
やる気があるように見えたから続けてたみたい。
ある時に彼が私とカグヤという少し浮世離れした神秘的な女性と一緒に里を案内してくれた。
料理が美味しいのは知ってたけど、演奏会とか遊園地って普通忍びの里にある物なの?
温泉は素晴らしかった。
彼が里人全員に予防接種として注射を打っていた。
私も打つか聞かれたので打つ事にした。
なんか身体の調子が極端によくなった気がする。
曖昧だった記憶が蘇った。
ああ・・・長門・・・・・
彼が怪我した私を保護した場所に連れて行ってくれた。
周囲を捜索すると両目を抉られた長門の死体があった。
彼は長門の死体を丁重に埋葬すると、
涙を流す私を落ち着くまで抱きしめて背中を撫でてくれた。
もう長門の仇は死亡しているらしい。
この憤りを誰にぶつければ・・・
偶に修行に付き合ってくれる顔つきの怖い人が結婚した。
里を挙げてのお祝い事になって二人は嬉しそうに顔を引きつらせていた。
2人共おめでとう。
幸せにね。
木の葉の里から木の葉の下忍たちが雪隠れの里のに遊びに来た。
初日は観光をしていたが二日目から修行していた。
見どころは沢山あるけどメインが修行でいいの?
結局2ヶ月の滞在期間の内一月半ぐらいは修行をして過ごしたようだ。
どれだけ強さに貪欲なんだろう。
聞いた話だと戦争も
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